尾野ツミキ in GIFT2024
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尾野ツミキ in GIFT2024


会期:2024年8月2日(金)~8月5日(月)

会場:Gallery IYN


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男の子のイラスト
「 Final phase 」

尾野ツミキ 経歴


・2021年 尾野ツミキとして活動開始


・メルメリィマーケットvol14 出展
















幼少期の頃から好きなアニメや、ゲームのキャラクターイラストを毎日描いていた尾野ツミキ。


中学生の頃には、某カードゲームを模したオリジナルカードを作る遊びをきっかけに、模写や二次創作だけでなくオリジナルのイラストを描くようになり、ネット上でオリジナルキャラや二次創作イラストを投稿しているクリエイターたちを発見してからは、自身もオリジナルのイラストを意識して描くようになる。


高校生になってからは買ってもらったペンタブレットを使い、デジタルで制作できるようになり、画材を広げる手間が減ったことから今まで以上に絵を描く時間が増え、好きな作品を見つけては模写してみたり、着色の仕方を真似てより表現の幅を増やしていった。


この頃に自身の作風に多大な影響を与えた敬愛するアニメーション監督、アニメーターの今石洋之氏の作品、『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』、『宇宙パトロールルル子』と出会い、そのコミカルかつ魅力溢れるキャラクター達からデフォルメの効かせ方や線がはっきりとした絵柄を学ぶ。


ダイナミックな構図、配色においてはマーベル作品やDCコミックなどのアメコミ作品を参考にし、

特にコミックアーティストのスコッティ・ヤング氏の描く、マーベルヒーローをちびキャラにした作品からキャラクターを小さくする極意を学ばせてもらったと語る。


大学生になってからは自らiPad proを購入し、現在に至るまでiPad proでデジタル作品を制作し続けている。


この頃から友人やSNS上のフォロワーからアイコン作成を頼まれることが増え、喜んでもらえるよう絵がもっと上手くなりたいという気持ちから、有名なイラストレーターの技法書を読んだり、多くのアニメや漫画を見てより魅力的なキャラクターの描き方を研究するようになった。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


尾野ツミキ:創作のコンセプトとしては「シンプルだけど目立つ絵」「グッズとして集めたくなるような絵」を掲げています。

創作活動のきっかけは、中学生の頃にSNS上でオリジナルキャラクターを載せているイラストレーターの方々を発見して、自分も自分の思う好きを詰め込んだキャラクターを描いてみたいと思ったことがきっかけです。それ以降は、SNS上でイラストを載せて交流したり、高校生になった頃にはグッズを作ったりしていました。


キャラクターイラスト
「 Triangle 」

色鮮やで魅力的にデフォルメされたキャラクター達を描く尾野だが、その作風の原点は、彼が幼少期に視聴していたアニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」にある。


特に、「フォスターズホーム」や「ティーンタイタンズ」といった海外のカートゥーン調アニメの、丸や四角の簡単な形と単色を使ったシンプルなのに一回見ると頭に残るキャラクター達のデザインから大きな影響を受け、要素をそぎ落とされた"シンプルだけど、目立つ絵としての魅力を伝えること"を大切にしている。


また、アニメのグッズを集めることが好きな彼は、自身の作品でも誰かの楽しみになるようなグッズを作りたいと考えるようになる。


そんな折、彼は近年流行りのアニメコラボカフェや一番くじ、ウエハースのオマケなどの思わず集めたくなるようなグッズの絵柄は、リアル寄りなものよりもデフォルメの効いたもの、ちびキャラが多いという傾向に気いた。以来、等身の低いデフォルメの効いたキャラクターを意識して描くようになったのだそう。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


尾野ツミキ:まずはこの絵はこういうイメージで描かれてとか細かいことじゃなく、線が太い!とか目や手が大きい!とか、赤い!青い!などパッと見て感じれるものを楽しんでもらえたら嬉しいです。それがコンセプトに掲げているシンプルだけど目立つ。という部分にも通じるのかなと思います。




少年のイラスト
「 Cyber Ninja (ver.B) 」

技法上で心がけているのは、大袈裟に、分かりやすく描くこと。


●目立たせたい部分は極端に描き、奥行きを表現することによってダイナミックさを演出。


●派手な色味を使用してもまとまりが出るように、メインの色数は2~3色まで。


●1つの作品の中に要素を入れすぎないよう"正方形サイズのキャンバスの中にキャラクターは1人"。


頭身の低いデフォルメの効いた絵では衣装や小物もシンプルに表現されることが多いが、シンプルな絵柄と描き込まれた小物のコントラストをあえて楽しんでもらいたいので、衣装や小物は資料や実物を見ながら、細かくなりすぎない程度に描き込む。


シンプルに、派手に演出するだけでは終わらず、こうしたアクセントも加えることによって、

独自の生き生きとしたキャラクター達が生まれていくのだ。


尾野ツミキにとって絵を描くことは自分の好きを表現して伝えること。


頭の中で思い浮かぶ理想のキャラクター達をその時々の感情も含めて描き、

ポジティブな気持ちの時は明るいキャラクターや可愛いキャラクター、

ネガティブな気持ちの時はクールなキャラクターや、ちょっとクレイジーなデザインのキャラクターを創作して生み出すことで、同時に気持ちの整理ができているように感じるという。


今後の目標について、

彼は「設定や世界観を感じられるような大きなサイズの一枚絵も挑戦していきたい」

「オリジナルのキャラ図鑑やLINEスタンプを作って、自分のイラストをより身近に感じてもらえるたら嬉しい」、そして「SNSやイベントでの発信を続けて、いつかバンドやアーティストのグッズのイラストを担当できれば」と語る。



そんな表現への探求が止まない尾野ツミキに敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


尾野ツミキ:効率や利便性を求めすぎるが故に、心の余裕が欠落してると思います。

便利なことが当たり前になると便利な中に生じる少しの手間や小さなストレスにさえ余計に過敏なる気がします。

待ってる時間にあった会話が無くなったり、手間をかけることで生じた気持ちを感じられなかったり。うまくいかない時に余計にストレスを感じたり。

一周回ってレコードや写ルンですが流行ったように、ただ効率や利便性を求めるのではなく、心の余裕を生みながら楽しめるようなものがあってもいいのかなと思います。


(取材/執筆:上田)

 

尾野ツミキの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


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X(twitter): @tumiki_tmk6

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