madok in GIFT2025
会期:2025年3月6日(木)~3月9日(日)
会場:Gallery IYN
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様々なアニメーション、コミックやイラスト作品に絵画作品・・・
あらゆる描画表現を目にした中で、自身にとって最も描きやすいと感じられるものがカラフルでポップなイラスト作品だったそう。
madokが生み出す作品たちは、デジタル技法を用いた際も水彩やアクリル絵の具を用いた際も、独特の大胆な色調が特徴的で、いずれも鑑賞者の目を強くを引き付ける。
感情を色に託して表現することが性にあっているとのことで、明快さ、可愛らしさがダイレクトに伝わる絵を目指しているという。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
madok:POPでCUTEをモットーに描いています。創作活動を始めたきっかけは、宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」を10歳の頃に映画館で見て、感動し、それ以後、アニメが好きになり、自分も描く側になりたいと思い志しました。

「千と千尋の神隠し」を鑑賞して以降、国内のアニメーション作品だけでなく外国の作品にも興味を持ったmadokは、諸外国のアート作品から多くのことを学んできた。
個人的に好きな画家はピカソと岡本太郎だそうで、ただ絵を描くだけでなく、何を伝えたいのかをじっくりと考えて配色する大切さを教えられたという。
彼女は常に「この絵で何を表現したいと考えているのか?」と自らに問い、「敢えてこの色を使ってみたら、面白い効果が得られるかも?」と工夫も凝らしながら、ユニークさも追及しているのである。
世界中に散らばる沢山のアート作品が、彼女のイラスト表現の師であると言える。
それぞれの作品を現地の空気感も含めて味わうことが夢であり、いつか海外を巡って、更に多くのことを吸収したいと考えているそうだ。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
madok:日常生活を送っている中で、見ることのない色んな色を使って描いています。その色から受ける感動をそれぞれに感じてもらえたら嬉しいです。

平日の就寝前や休日などに絵に没頭していると、日常生活の中で生じる悩み事や煩わしさから抜け出すことが出来るとmadokは語る。
それは、目の前の作品のことだけに集中し、その世界にどっぷりと浸って良い・・・自由で特別な時間であるのだそう。
そうして描いた作品たちを、「お堂に飾ってみませんか?」と檀家寺の住職が提案してくれたことを機に、彼女の発表活動が始まった。
寺院で披露した作品たちには「かわいい!」「元気が出る」などの感想が寄せられ、それが大きな励みになったという。
SNSにも投稿をするようになり、そこから新たな縁も繋がって、グループ展に参加したりと発表の場は徐々に広がった。
「発表を通じて私の表現で感動してくれる人が増えて、それが私の生き甲斐になっています」 そんな風に彼女は話してくれた。
取材の最後に、彼女に敢えて次のような質問を投げかけてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
madok:思いやりが欠落していってるのではないかと思います。SNSが普及して、より簡単に意思疎通が取れる時代になったからこそ、より言葉に気をつけてるべきだと思います。些細な事で喜びにも悲しみにも転ずるので、相手の立場に立って物事を考える力をたくさんの人が待ってくれたら、もっと世界は、ハッピーになると思います。
(取材/執筆:大石)
madokの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2025を、どうかお見逃しなく!
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instagram: @k.madok
X(twitter): @kumamoon0516
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