和土遼 in GIFT2024
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和土遼 in GIFT2024


会期:2024年8月29日(木)~9月1日(日)

会場:Gallery IYN


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うさぐさぎとクリームソーダの絵
「 クリームソーダ 」

和土遼 経歴


・子供の頃から祖父に習い絵を描く。高校の頃友人の影響で同人イベントに参加。


・大学では漫画・イラストサークルに所属、毎日絵を描き続ける。


・2019年 函館栄好堂書店にて初の個展を開催。以降、毎年個展を開催している。


・北海道函館を中心に札幌、本州のギャラリーでの企画展示に参加。


・FOOD2024(ArtBook of Serected Illustration/Artbook事務局)掲載




小さな頃は、自身の頭の中に広がる空想の世界を絵にすることが多かったという 和土遼。

彼女は祖父の手ほどきで、水彩や色鉛筆などを用いた写実的な描画方法を身に付け、着実に絵の腕前を上げていく。

高校生からは漫画作品への関心が強くなり、友人間で流行っていたこともあり、二次創作活動に力を入れるようになった。


その時々で画風の移り変わりはあったが、どの時期においても彼女の絵は「ほんわかした気持ちにさせてもらえる」といった声を鑑賞者から貰うことが多かった。

絵を描いていると日常の中でささくれた心が和らいでいくが、自身だけでなく、他者にも絵を通して癒しを与えることが出来る・・・そした気付きもあり、和土は創作にあたって“幸せな気持ちのお裾分け”ということを意識するようになったのだそう。


「ピーター・ラビット」などの絵本を愛読していたこともあり、和土にとって動物は、心をホッとさせてくれる大切な存在。

また、大好きな和菓子をはじめとした様々な甘味も、幸福感と強く結びつくモチーフだ。

絵に本腰を入れ始めてから、気が付けばこの二つの組み合わせを多用するようになっていたという。


絵を専業にする難しさも然りながら、絵だけの生活になるとアイディアが枯渇してしまうのではないかという不安から、和土は絵は飽く迄も副業と定めている。

絵を長く続けたいからこそ、「二足の草鞋が、私にとっては一番いい創作スタイル」なのだそう。

日々の生活のメリハリを大切にしながら彼女は、可愛くて、美味しそうで、思わず鑑賞者の顔がほころぶようなイラストレーションを、無理のないペースで生み出し続けている。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


和土:子供の頃、カレンダーやチラシの裏に落書きしていました。油絵が趣味だった祖父が褒めてくれ、アドバイスもしてくれて、描くことの楽しさを教えてもらえた気がします。

昔からずっと自作していた年賀状を、あるとき夫が「ネットで売ってみたら?」と提案してくれたのをきっかけに2018年からイラストレーターとしての活動を始めました。


うさぎと桜餅の絵
「 桜もち 」

知人に頼まれて描いた年賀状のイラストが、思いがけず和土に大きなチャンスを運んでくれた。

その年賀状が函館栄好堂書店の企画担当者の目に止まり、店内での個展開催を提案されたのである。

その縁は今でも続いており、この個展は毎年の恒例行事となっている。


書店は、関心を寄せる書籍のジャンルがそれぞれに異なる老若男女・・・実に様々な人々が訪れる場所だ。

遠方に住まう人にも情報を届けられるSNSにも勿論魅力があるが、地域の人に直接原画を見て貰える機会も大切にしていきたいと、和土は考えている。


こうして彼女は地元・函館で着実に基盤を固め、独自のイラスト作品のグッズ販売のほか、ペットの似顔絵制作など、作品の依頼も徐々に増えているようだ。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


和土:日々の暮らしや毎日のニュースなど、ささくれた気持ちになることが多いですが、そんな中でほんの少しでもほんわか優しい気持ちをお届けできたら嬉しいです。


うさぎと菓子折りの絵
「うさぎの菓子折り 」

かつて和土が祖父から教わったことは、今もその創作活動の大きな支えとなっている。

画材の扱い方の基本や、描写にリアリティを与えるために、モチーフに生じる陰影を的確に捉えること、

淡い色調に仕上げる際も、色の強弱のアクセントをきちんとつけることで、淡さが一層引き立つように心掛けること・・・

和土は時折 祖父が残したスケッチブックを眺めながら、彼の言葉を思い返しつつ、絵筆を取っているのだそう。


絵に根を詰め過ぎないよう、彼女はしばしば気分転換に散歩へ出かける。

古い家々が並ぶ景観、地域に住み着く愛くるしい猫たち・・・目に映るあらゆるものに癒されつつ、そこから創作のアイディアが湧いてくるので、気分転換とネタ出しが同時に出来て一石二鳥なのだとか。

また、彼女にとって馴染の深いこの函館の町並みも、今後 絵にしてみたいと考えているという。

新たな可能性も開花させようとしている和土遼に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


和土:もともとあまり積極的に動いていけるタイプではないのですが、ぼんやり座って口を開けていても何も入ってこないなと気づき、一歩でもいいから自分で動いてみようと心がけています。


(取材/執筆:大石)

 

和土遼の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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「主にXで作品や制作過程を投稿しています。Blueskyも始めました」by 和土遼













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