Yoko.Hatazawa
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「 綿毛陽向 」

Yoko.Hatazawa 出展歴》


・2023『動物たちの憩い展』

(カフェMOFiiNA/神戸)


・2023『新春企画表現者の結集展』

(京橋画廊/大阪)


・2023 IYN企画『Art planet vol.3』(神戸阪急/神戸)


・2023『サロン・ド・アール・ジャポネ2023』

(リンダ・ファレル・ギャラリー/パリ)


・ 2023 『陰・陽-対の形展』

(六甲山サイレンスリゾートギャラリー/神戸)





「デコボコな生き方はカラフルで素敵」をテーマに、招き猫や龍などの縁起の良い生き物や、少女の笑顔をモティーフに描く、アクリルペインターYoko.Hatazawa。


彼女が創作活動を開始したのは2022年の春。


現在の画風が定まってきたのが半年程前と、画歴はまだ浅い。


しかし、その1年こそが彼女の人生の転機であったと言えるかもしれない。

「 微笑菊花 」

Hatazawaは、豊かな自然環境で繊細な感受性を育み成長した。


その内向的でこまやかな性格ゆえに、就職後は人間関係の摩擦などに疲れ果ててしまい、体調を崩してしまう。


療養のために休職、後に退社してから唯一彼女ができたのは絵を描くことだった。


少女時代、人口の少ない田舎では一人遊びをすることが多く、よく絵を描いていたことから絵には親しみを持っていたという。


「 月光招猫 / みずぱっぱら 」

休職して心身の回復を待つ日々に、復職は難しいかもしれないと感じ、画家の募集をしていた企業と仮契約をして絵を仕事に繋げようと試みてみた。


だが企業側から「貴方がなにが描きたいのかわからない」と言われ、ただ漠然と描くだけでは“表現者”にはなれないと悟った。


しかし、自分はいったい何を描きたいのか。


Hatazawaは大きな悩みを抱えてしまう。




「 狛炎 」

そんなHatazawaの迷いを晴らしたのは、かつて母親が彼女に語った言葉だった。


「人のためになるような、心があったかくなるような行動をとりなさい」と言われたことを思い出し、人を幸せにするにはどんな絵を描けば良いかと考えた結果、福を招く生き物や、明るく眩い“笑顔”というテーマに辿り着いたのだ。




「 Dandelion 」

絵を描く際は、アクリル絵の具をチューブから直接指にとり、そのままキャンバスに乗せていく。

細部の描写以外は筆は使わないそうだ。


胸の内の思いを思考で濁すことなく塗り重ねることで、嘘やごまかしのない彼女の心がキャンバスに転写されるのである。


自分の心の弱さと常に戦っている彼女だが、そうした悩みや苦しみを感じさせない程、彼女の作品は眩くて力強い。


Hatazawaの画業は始まったばかりだ。彼女がどんなに大きく才能を開花させていくのか、今後が非常に楽しみである。



(執筆者: 大石)


 


会期:2023年6月23日(金)~7月2日(日)

営業時間11:00~18:00

会場:Gallery IYN

   大阪市北区中崎西1-8-24 アインズビル梅田101


「弱い部分や辛いことを持ち続けているあなたは美しくすてき」そんな思いを込めた作品たち・・・

見た人が「自分自身を肯定する小さな変化の欠片を持ち帰ってくれたら」とHatazawaは語る。

彼女自身も絵によって、長年感じてきた生き辛さから、僅かだが解放され始めているのだとか。


自分や他人に対して寛容になれる、そんな優しさを見つけに、ぜひ会場へ足をお運びください。


Yoko.Hatazawa instagramアカウントはこちら→@censawa8

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