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ほっこりin 個性について考える 2025


会期:2025年10月2日(木)~10月5日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

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少年の絵
「電灯望遠鏡」
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夢と現実の狭間に在って、曖昧な追憶と共に孤独を抱え、それでも生きる少年少女たち・・・

彼等の姿を通して、ほっこり は戻る事のない過去の記憶や感情など、形はないが確かに胸に迫る“何か”を描き出そうとしている。

過ぎ去った日々を偲ぶのも、哀切な思いで胸がいっぱいになるのも、それは“生きている”からこそ。苦い現実から目を逸らさず、同時に夢見心地に描いた希望も大切に守りながら進む姿勢を絵にしてみたいと考え、キャラクター達の幸福を願いながら、彼女は日々独自の表現を摸索している。




Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。


ほっこり:家族や友人からはよく、「ほっこりする絵」や「光が綺麗な絵」などと言われることが多いです。

私自身では可愛い絵柄と、あとは個性的と感じるというか、意識しているのは、

その絵を見て、そのキャラクターに入り込めるような、キャラクター自身が語りかけるような絵になるよう心がけています。


少女の絵
「抉られるような硝子色の羽に」

成長と共に専門的な画材への知識も増え、ほっこり は現在、色鉛筆とコピックマーカーを主軸に制作をしている。

マーカーのインクを水彩風に滲ませて、色面の境界線を淡くぼかした柔らかい作品が特徴的だ。

時には実際に水彩絵具を用いることもあり、時には色鉛筆を使うこともあるという。


動画やSNS講座で学びを深めたり、また大学受験を控え美術教室に通ったりと、彼女は己の腕を磨くことに非常に積極的である。


近頃はデジタル手法にも取り組んでいるそうで、自らの表現の幅が着実に広がっていることを実感しているとのこと。


その弛まぬ努力が実を結び、これから増々魅力的な作品を生み出していくことだろう。




Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。


ほっこり:私自身、絵を描くことはずっとやっていたのですが、「イラスト」というものを描き始めたのが、

東方ProjectやVOCALOIDなどに触れて、「自分もこの子達を可愛く描きたい!」などと思ったのがキッカケだったと思います。

それからは、色々なクリエイターさんに出会い、環境にも影響され続けて今に至ります。

そしてこれからも自由気ままに、旅のように楽しく創作を死ぬまで続けたいと思っています。

もっと自分が心で見たもの通りの絵が描けるようになりたい!

また、今後は活動をさらに広げてイベントなども増やしていきたいです。


スピーカーと少女の絵
「 音楽と一緒なら、ひとりも寂しくないね」

毎日の生活の中で見聞きしたもの、感じ取ったものや湧き上がる疑問・・・

それらの全てが ほっこり の頭の中で作品のアイディアへと変換される。

映画や小説、漫画や音楽、ニュースなどからふと着想が得られることも。

何かしら心が動くことがあれば、それを作品に落とし込む。

その繰り返しの中で、彼女ならではの世界観が育まれているのである。


「個性について考える」展に向けての意気込みを訊いてみると、物語背景を想像して楽しむことが出来るようにと、全ての作中人物の表情には力を注いだので、じっくりとキャラクター達と向き合い、ぜひ彼等に思いを馳せてほしいとのこと。

また、本展示を切っ掛けに「私という表現者のことを、より深く知って貰えたら嬉しいです」とも。


取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。




Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。


ほっこり:私の地元は、田舎でも都会でもない場所なのですが、

その土地の日本文化があったり、交通の便がよく色んな所に気軽に出かけることができ、

色んな場所の物語に触れられたのが良かったと思います。そのおかげで色んなアイデアが浮かんできます。


私は元々、小学校中期くらいから中学まで不登校で、

なかなか社会とも上手く馴染めていなかったのですが、創作活動、特に絵を描くことだけは唯一の交流手段であり、自分を表現する方法でした。

そしてそのしんどかった経験の影響もあってか、今は少し優しい柔らかめな絵が多くなっていると思います。また、ありがたいことに周りの環境も良かったので、創作活動を応援してくれる方が多く、今でも感謝しきれないです。いつか、創作活動を通じて恩返しがしたいです!


(取材/執筆:大石)

ほっこりの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

個性について考える を、どうかお見逃しなく!


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