櫻木リト 
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《櫻木リト 経歴》


2014年 花とゆめ第469回HMC9位受賞


2017年 LaLa第76回LMG一次審査通過


2021年個展「Gentle world」、2022年個展「さくらいろ」をギャラリーIYNで開催


2022年10月コミティア142、2023年5月コミティア144参加


2023年1月~3月自主連載し完結。  現在X(Twitter)で修正版の自主連載を来年春に向けて準備中。



漫画イラスト
「 pink 」(2022年6月)

石川県出身の漫画家、櫻木リト。

少女漫画テイストの中に、優しさと温かさが溶け込んだ作品が特徴だ。


その背後にある彼女の漫画へ込めた想いとは、いったい何だろうか?



着物
「 桜恋唄 」(2020年4月)

物心ついたときから絵を描いていた櫻木は、

小学生の頃から既に「漫画家になる」という夢を抱いていた。


引っ込み思案で大人しく、口下手な性格だった彼女は友達が少なく、いじめを受けていた。

当時は、心の逃げ場として、オリジナル漫画を描いていたという。

誰に見せることもなく、ただただ描くのが楽しかったようだ。


高校では美術部に入り、初めて絵を描く仲間ができた。

今までは自己満足として描いていた漫画だったが、美術部の仲間に見せるようになったことで、「自分の漫画を読んでもらう」喜びに触れたという。



漫画
「 End and beginning③ 」(2022年7月)

漫画家としてのスキルを磨こうと、専門学校への進学を決意するが、

そこでの日々は思った以上に厳しかった。


レベルの高いクラスメイト、追いつかない差。

商業誌で連載するための合理的な授業と、鋭い批評、矯正されていく作品。


いつしか漫画を描く楽しさよりも、漫画を描き続ける辛さが勝るようになる。


「漫画を描くことをやめようと思った」と櫻木は語る。

しかし、彼女はペンを置くことを選ばなかった。


「誰かを笑顔にさせ、癒したい」

その気持ちから、櫻木は漫画を描き続けるのだった。



オリジナルキャラクター
「 山茶花と百瀬 」(2023年5月)

専門学校を卒業した後は、仕事をしながら細々と漫画を描いていたが、

昨年10月に以前から見かけていた漫画オンラインスクールへの参加を決断。


専門学校での合理的な教えに対して、

オンラインスクールは「描きたいもの」を中心に据えたアプローチであった。


この学びを通じて、櫻木は漫画を再び心から楽しむことができるようになった。


昨年11月からはコミティアにも参加し、

卒業制作としての自主連載漫画を今年3月に完結。現在は続編を構想中だ。



桜
「 桜の下で 」(2022年3月)

櫻木が漫画を描き始めた理由の一つは、いじめからの逃避だった。


しかし、挫折した櫻木に描き続ける力を与えたのは、

かつての自分のような人に笑顔になってほしい、癒したいという想いだった。


自分自身が楽しんで漫画を描くこと、そして読者をその世界に招待すること。

それが彼女の漫画創作の核心である。


悩みながらも歩き続けてきた櫻木の、新たな一歩を見届けたいと強く思う。


(執筆者: 守屋 )


 



櫻木リト 個展


会期:2024年8月16日(金)~8月25日(日)

営業時間11:00~18:00

会場:Gallery IYN

   大阪市北区中崎西1-8-24 アインズビル梅田101



櫻木リト twitter (X) アカウントはこちら→@sakuragirito123

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