《なちごち 44 活動歴》
・おはなしのとびら展 出展
・日常に彩りを vol.07 出展 (アトリエキプリス)
・TSUKUSHI BOOK COVER EXHIBITION 出展 (つくし)
・Artrooming Market 05 出展 (つくし)
・POSFES vol2 出展 (AKI SPRAY ARTIST)
“なちごち44”(44と書いてシュッシュと読む)が描く世界には、猫や兎、または自身でイメージした架空の“ふわふわな生き物”たちが登場する。
彼等を通して表現するのは、心の中の“寂しさ”や“嬉しさ”、そして“優しさ”。
2023年4月開催のミニ個展『アイのいろ』を前に、彼女が動物たちに託す“思い”について聞いてみた。
なちごち44が動物に惹かれる理由は、彼らが“言葉”を持たないから。
自分の思いを伝えるための言葉を持たない動物たちは、表情や仕草で感情を訴える。
言葉で思いを表現することは最も単純で容易なコミュニケーション方法のように思えるが、言葉は繕うこともできれば偽ることもできる。
また、心の中では思っていても口に出せない感情もある。
言葉を用いない感情表現こそが、最もストレートで純粋な心の伝え方であると、なちごち44は感じている。
不確かで不完全であるのに、絶対的なコミュニケーションツールと思われがちの“言葉”。
それらを用いた“会話”が苦手だという なちごち44 にとって、画中の生き物たちは彼女の心の優しい代弁者だ。
幼い頃から絵が好きだった なちごち44 は、独学で絵の表現を学んだ。
学生時代に『猫のダヤン』シリーズで知られる池田あき子のパステル画の技法書に出会い、パステル、透明水彩を経て、最近は隙間時間で手軽に描き出せることからデジタル画も多く描いている。
「まだまだ勉強不足なので、もっと技術を磨き、様々な思いを動物たちに託していきたいと」と なちごち44 は語る。
なちごち44の作品を見ていると、いかに生き物の“心”は繊細であるか、そして傷つきやすいが故に斯くも優しくなれるのだという事を気づかせてくれる。
果たして自分は普段から己の心に対し、また他者の心に対し、彼女のように真摯に向き合ってきただろうか。
作品を通して、彼女の心の声と同時に、自分の心の声にも耳を傾けてみたくなる・・・そんな展覧会になる筈だ。
(執筆者: 大石)
会期:2023年4月14日(金)~4月24日(月)
営業時間11:00~18:00
会場: Creation Caf IYN
大阪市北区中崎西4-1-19
会期中、通販購入も受付いたします。
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なちごち44 twitterアカウントはこちら→@nachigochi44
Twitterでの作品発表を始めたことで、自分は家に居ながら多くの人たちと作品を通して繋がり、自分が描く子達を見てもらえることを知り、ほぼ毎日絵を描くようになったという なちごち44 。
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