- yuko Oishi
- 3 日前
- 読了時間: 5分
更新日:1 日前
MANSON in 個性について考える 2025
会期:2025年10月2日(木)~10月5日(日)
会場:Gallery IYN
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他のアーティストに太刀打ちできる技術は持ち合わせていないが、だからこそ如何にして自分だけの個性を押し出していけるかと、MANSONは独自の道を模索し続けた。
己の世界観に自信がある訳ではなかったが、制作と発表を継続する中で、自分の活動を見守ってくれる人、ファンになってくれる人達に、自分の活動には価値があるのだと教えられたそう。
実は、絵を描く以前の彼は何事に於いても、すぐに諦めてしまうことが多かったらしい。
けれど、自身の絵を認めてくれる人達のおかげで、継続することで実るものもあるのだと知る事ができ、絵以外のことでもチャレンジ精神が湧くようになったという。
現在、アクリル画の制作時に使用しているのは、筆ではなくペインティングナイフ。
筆を用いた描画は得意ではないと感じたことから、しばらくは指で直接絵の具を画面に乗せるようになり、その後ナイフに落ち着いたそうだ。
不得手なこと、自分には出来ないこと・・・それは必ずしもマイナスの要素ではなく、むしろ自分にしかないものを教えてくれる大切な手掛かりであると言えるかもしれない。
Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。
MANSON:私自身絵心が無く、本当に描きたかった絵は描けていません。なので自分に描ける絵を描き続けています。その絵が他には無い色使いや技法、独特な世界観であると言って頂けるのかなと思います。

一鑑賞者としては写実的な西洋絵画に特に心惹かれており、そうした名作の数々に比べたら、自らの作品はほんの落書きに過ぎない・・・
画力がある訳でもないし、ましてやそこに魅力があるなどとは思ってもいなかったMANSONの背中を初めに押してくれたのは、知人の言葉だった。「こんな色遣いは、他の人には出来ない。
もっと作品を描いてみたら」と言ってくれたその人が、MANSONの才能を開花させてくれたと言っても過言ではない。
描き始めはデジタル画作品だったそうだが、やはりその人が「実際に形に残る作品も描いてみるべき」と、アナログ画制作へと導いてくれたそうだ。
憧れの絵画には到底及ばないと思う反面、同じ方向を目指したところで、それはただの人真似に過ぎない。
ならば、いっそ自分だけの道を目指して・・・その歩みの中にも迷いはあるのだが、MANSONは自分の胸の内をそのまま絵の具に託し、湧き上がる創作衝動を画面の上に塗り重ねて、彼ならではの心象世界を用紙の上に浮かび上がらせている。
Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。
MANSON:絵を描くことだけが全てではなくMANSONというアーティスト自体が作品のような。絵を描いたり、音楽を作ったり、メイクしたり、アパレルをやったり。
絵を始めたきっかけや展示のきっかけも全て何気無い会話や助言からでした。沢山のきっかけを頂いてアーティストとしてファンの方が出来たり絵が売れたりほんの少しだけですが認知されるようになりました。
そもそもが絵が特別上手でも無いし、才能なんて持ち合わせていないので、やりたい事を全力で楽しむ。その姿を見て「自分にも出来るかも!」そんな風に感じてもらいたい。そして私が今まで貰ったきっかけを皆さんに与えられる存在になりたいです。

瞬間々々の閃きで描き進めていくので、一体どんな作品になるのか、作者にとっても“完成してみてのお楽しみ”。
また、仕上がった作品をどう解釈するのかは、鑑賞者の自由であるべきとの思いから、MANSONは殆どの場合、作品を無題にしているそうだ。
気軽にアートを楽しみ、自分の思ったタイトルをつけてくれれば・・・そう願っているとのこと。
「個性について考える」展では、近頃よく描いているというモノトーン作品も披露する予定であり、その他にも様々な作風のものが集まるそうで、統一性のなさもまた楽しん貰えたらとMANSONは語る。
取材の最後に、彼に次のような質問を投げかけてみた。
Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。
MANSON:私の地元は田舎ですが、全国でも知られているような施設なんかがあったりして良くも悪くも中途半端な地域の様な…。とはいえ海も山も川もありその自然が私にとって必要不可欠です。
そして案外芸術が街の至る所にあったりと知らず知らずのうちに芸術に触れていたり。
そんな地元が私は大好きで地元に貢献できるような活動が出来ればと思っています。
(取材/執筆:大石)
MANSONの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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《 MANSON プロフィール 》
独特の世界観をモットーに自分にしか描けない作品を制作。
MANSONというもの自体が作品であり、見た人が何を思って何を感じるかは自由でそこに答えはなく見た人に勇気やなにかに挑戦するきっかけになれるように活動しています。