- yuko Oishi
- 3 日前
- 読了時間: 4分
コウタロウ in 個性について考える 2025
会期:2025年10月2日(木)~10月5日(日)
会場:Gallery IYN
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これまでにプレイしてきた数々のゲームの場面設定や背景描写に触発されて、コウタロウは自分だけの空想のゲーム世界をデジタルイラストで表現している。
昨年までは、学園ものなど現実世界を舞台にしたものが多かったが、本当に自分の描きたいものは何であるかと考えあぐね、実は迷走中であったらしい。
改めて自らの嗜好を見つめ直して気が付いたのは、「英雄伝説シリーズ」など、ファンタジー要素のあるRPGゲームを特に好んでいたということ。
来たる「個性について考える」展では、新しく発見した“自分らしさ”溢れる作品たちを複数点披露する予定であるという。
Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。
コウタロウ:個人的には「幻想的」が個性だと感じております。
RPG やファンタジーの世界が好きで自分の描いた絵がそこに現われているのだと思います。
鑑賞者からは主に「カッコいい」「美しい」など評価されることが多いです

異世界ファンタジーという設定で絵を描き始めてみると、今までの創作とは違った点が多く、それが新鮮でもあり難しくもあるとコウタロウは語る。
例えばキャラクターの衣装にしても、学園ものならば既存の制服を応用して難なくデザインが決まったが、架空の世界の装いとなると、一からイメージを練り上げなくてはならない。
自ずとそのデザインは、現実世界・現代社会のファッションよりも複雑で、描き込みも多くなる。
また、キャラクターの持つ武器についても研究が必要だ。
闘う姿や魔術を使う姿は、現代人の日常動作と比べてアクションが大きいので、自ずと描くポーズの幅も広がったそう。
初めての挑戦が多すぎて、とても大変であると同時に、描けば描く程に楽しさが増し、新しい世界観に夢中になっていく・・・
そんなコウタロウの心の高鳴りもまた、画中の人物たちに躍動感と生命力を与えているかのようだ。
Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。
コウタロウ:ゲームや漫画、アニメみたいなイラストを目指して創作してきた感じです。
現在は背景ありの立ち絵がメインのキャラクターイラストを描いてきましたが、今後は武器やアイテム、モンスターなどの人外キャラを描けるようになりたいです。

光の演出も、コウタロウが以前にも増して力を入れるようになったポイントのひとつ。
特に魔法を使う場面などは、劇的でドラマチックな雰囲気になるようにと気合が入るのだが、「眩しすぎて見辛いよ」と、鑑賞者から助言を受けたことも。
なので、見る人の目に自然と入り込みつつも、強い印象を与えるバランスを常に考え、鮮やかさの調整を心掛けているそうだ。
魔法使いに剣士、人外、モンスター等々・・・描くキャラクターのバリエーションは、日々増え続けていく。
同じ属性の者であっても、持ち物に変化をつける等、それぞれに違う個性を持たせるようにしているとのことで、そうしたキャラクター達の個性も是非ご堪能頂きたい。
取材の最後に、コウタロウに次のような質問を投げかけてみた。
Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。
コウタロウ:生まれ育った故郷は田舎町ですが、特に意識していませんでしたので何とも言えません。
ただし、自分は1人で何かに没頭することが好きですので、静かでほのぼのとした田舎の環境が絵を描くことに集中できるピッタリな場所でした。
もし都会で生まれ育っていたら、落ち着かず絵を描くことができなかったのかもしれません。何となくですが、今は故郷に感謝の気持ちがあります。
(取材/執筆:大石)
コウタロウの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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《 コウタロウ プロフィール 》
PCと液タブで主にファンタジー世界を舞台にしたデジタルイラストを描いています。
女の子を描くことが多いですが、モンスターなどの人外キャラクターや武器などのアイテムも描けるようになりたいです。
装備や背景など細かく描いたりして大変ですが、これからも頑張りたいです