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更新日:3 日前


文月 つらら in 個性について考える 2025


会期:2025年10月2日(木)~10月5日(日)

会場:Gallery IYN


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少年の絵
「憧れに、焦がれ。」



※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。



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文月つららがイラスト作品を描く上で要視しているのは、キャラクター性と個性、そしてストーリー性。

かつて漫画を描いていた経験から、人物一人々々の性格や生い立ちなどの設定を細やかに考えることが習慣になっているそうで、「どんな物語の一場面なのだろうか」と想像を膨らませられるようなイラストレーションが彼女の持ち味だ。


これまで多数のキャラクターを生み出してきたが、中でも賑やかで楽しいメンバーが「個性について考える」展で集結する予定だそう。

本年6月に開催された「ART INPUT展」では、遊園地をテーマにして、キャラクターの其々の性格に合わせて遊具を選び、その組合せを楽しんだ。

元気いっぱいに遊びまわる彼等のことを文月はとても気に入っているので、再び登場させたいと考えているとのこと。

コピックマーカーやパステルを用いた独特の仄暗さのある淡い色調が文月作品の魅力の一つであるが、今回は平素よりもやや鮮やかさの勝る作品たちにが壁面を飾ることになりそうだ。




Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。


文月 つらら:よく人から言われるのは『色使い』『ストーリー性』

この2点です。

色使いに関しては小学生頃から言われてましたね「なんでここにこの色を使うの?」「色の配置が独特」と友人やら先生から言われてました。まあほぼ本能と直感で塗っているので。そのまま他の人に合わせる事なくここまできて良かったなと今の作品達を見て思います。

ストーリー性に関しては1枚の絵にぎゅっと物語を詰め込んだ絵が好きだったので。面白いじゃないですか。そんな気持ちで今まで突っ走ってきた感じですね。


うさぎの絵
「天使は微笑む。」

最近は、今まで描いたことのないタイプのキャラクターにもチャレンジしているそうで、豪華な縦巻ロールの髪が印象的な、所謂“転生悪役令嬢”を描いているそうだ。

ふと気が付けば、いつも自分の描きやすい髪型や好みの髪型ばかりを描いていたので、思い切って自らとは縁遠い髪型に挑戦をしたのだとか。

髪を巻いた経験がないので、実際に巻いた髪はどんな風に動くのか、どんな構造になっているのか、知らないことが多く難しくもあるのだが、だからこそ調べ甲斐、遣り甲斐があるようだ。

こちらの作品は、11月に開催する個展で披露できればと考えているとのこと。


手法についても、更なる発展を求めて摸索中だそうで、今までは添え色程度にしか使っていなかった水彩絵の具を、より積極的に取り入れたいと考えているという。

また、パステル、コピック、水彩、それぞれで描いた絵をパーツにして、コラージュ作品にしてみても面白いのでは、とも。

表現の幅が徐々に広がっていく様子にも注目をして、折々の展示を是非お楽しみ頂きたい。




Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。


文月 つらら:無二。です。

どのアーティスト様も表現者の作品を作りあげたらもうすでに無二だとは思いますが。

かけがえのない、自分にしかいない。変わりはいない。そんな事を自分が死んだ後でも良いから言われたいなあ。と思ってます。


叶えたい夢ですか、色々ありますがまずは絵で食べてく事ですかね。小さい目標としては1枚でも絵を売る、名前を売るところからです。

その為にいろんな賞やら企画やらに頑張って応募なりしてゆこうかと。

後は親を自分の展覧会に連れていってあげたいですね。

今はまだ誘っても一緒に来てはくれないのですが無視できないくらいの展覧会に招待したいです。


集合絵
「 円卓の騎士(花束)。」

絵の道を歩み続ける娘の姿を、文月の家族はあたたかく見守ってくれている。

高校生の頃、進路を決めるにあたって「専門学校で絵を学びたい」と両親に告げた際、途中で投げ出したりせず、最後までやり遂げる覚悟があってのことならばと認めて貰ったそう。

今や創作は文月にとって生活の一部であり、一生涯続けて行くライフワークだ。

両親共に漫画が好きで、特に母は「こんなに上手に描けて良いなぁ」と、微笑んでいつも作品に見入ってくれるそうだ。

大阪まで家族を連れて遠征となると難しいが、いつかは旅行も兼ねて、展覧会を家族の思い出もに出来たら・・・そう文月は話してくれた。


取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。




Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。


文月 つらら:生まれ育った環境。家田舎で、となりのトトロみたいに木に囲まれてる。それにプラス親が花好きで。庭には桜やら紅葉やら。柿やらさくらんぼやら水仙やら薔薇やら自然豊かでよく作品制作に煮詰まった時散歩してます。

そして昔絵描き仲間を家に招待した時「文月さんはこんな環境で作品制作してたんですね。感性が豊になりそう。」みたいな事いわれた事があるんですよね。

今思うと外出ればいろんな色どりの四季の草木、こういうのも自分を育でてくれたんだなあとシミシミ思います。

後親がなんでも間でも否定しない、応援し続けてくれるできた人間性の親なんですよ。今こうして自分を100%の力を出せているのはそのおかげだと胸に痛感してます。


(取材/執筆:大石)

文月 つららの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

個性について考える を、どうかお見逃しなく!


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《 文月つらら プロフィール 》

岩手県出身

仙台デザイン専門学校 まんがコース卒業


ここ最近参加した展覧会


個展開催作家ご紹介コーナー

ニューピックアップ展

センセーショナルエポック 等


参加予定の展覧会

IYN WEB限定展覧会 テーマ癒し

個展

フレーミングタイム 等

 
 
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