上中さとる in GIFT2025
会期:2025年1月30日〜2月2日
会場:Gallery IYN
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上中さとるがデジタル技法で描きだすのは、まるで日本画のような、淡く彩られた独創的な世界。
幼少期からものづくりが好きだった彼女は、絵画の技術を独学で身につけ、本格的な学びは大学時代から始まる。
アジアンテイストな作風は、崇拝するアーティストのとある作品に影響を受けている。
それは、吉田博氏の「瀬戸内海集 帆船(朝)」。
心惹かれたのは、木版画とは思えぬほど繊細緻密に創り上げられた、光と揺らぎの表現。
その驚きと感動、絵を前にして沸き上がって来た感情の100分の一でも、自分の描く世界観で作品を観てくれる人たちに伝えることができたなら・・・
そんな思いを胸に、彼女は制作に打ち込んでいる。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
上中さとる:元々何かを作るのが好きで、その延長で絵を描き始めました。現在は和風や中華風のモチーフを重点的に描いています。
大学で恩師に作品を見せたところ、大変気に入られ、学内イベントのポスターや新規イラストの依頼を頼まれることになった。
学業やメンタル面でも大きなサポートも受け、師は上中にとってかけがえのない、まさに仰げば尊い存在である。
また、好きなYouTuberのファンアートを描くうちに知り合った友人もあり、絵を描くことで出会えた交流は彼女の財産だ。
絵を通じて生まれた様々な人と関わりへの感謝を胸に、彼女はより情緒豊かに、これから表現に磨きをかけていくことだろう。
着想を得てから完成まで構想はあまり考えず、感覚で描き上げるのが上中の制作スタイル。
アイディアが降ってくるまで気長に待ち、ラフから構図を整え、描画を進めながらに仕上げていく。
唐突にアイディアが浮かぶこともあれば、それまでに描いたモチーフがヒントになることも。
構図や技法では、日本画の雰囲気を取り入れ、特に線画では筆で描いたような線を表現する工夫をしている。
時間の使い方にも気を使い、可能な限り創作活動に専念できるよう心掛けているという。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
上中さとる:表現力が至らず恥ずかしいばかりですが、「安堵」に類似する気持ちを感じていただけると嬉しく思います。
創作の中で、ぶつかる壁は常にある。
そんな時、上中は教本などから模写をするなどして、今とは異なる視点やアプローチを模索する。
イラストに関する考え方については、ダテナオト著「考え方で絵は変わる」が良著で、多くのクリエイターにおすすめしたいとのこと。
今後はよりアナログ寄りの絵柄にも挑戦し、またアナログ手法にも取り組んでいきたいと考えているそうだ。
制作依頼を受ける際には、人物中心のイラストだけでなく、動物や装飾品など、様々なジャンルに挑戦していければとも話してくれた。
クリエイティブな可能性を広げ、新しい視点で創作に向き合う上中さとるに、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
上中さとる:自由な鑑賞の妨げにならないよう、回答を控えます。
(取材/執筆:上田)
上中さとるの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2025を、どうかお見逃しなく!
上中さとるのSNSも、是非ご覧ください。
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「お気軽にご連絡ください。」by 上中さとる
上中さとる 経歴
・2022年2月 Gallery IYN 『夢見る少女』展 出展
・2022年6月・9月 Gallery IYN 『幽冥』展 出展
・2022年9月 Gallery IYN『私の世界展 FINAL』 出展
・2023年7月 Gallery IYN『Beautiful2』展 出展