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しあぎ in GIFT2024


会期:2024年3月7日(木)~3月10日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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少女と花のイラストレーション
「 白に沈む 」

しあぎ 経歴


・NCA名古屋コミュニケーションアート専門学校 総合デザイン科卒業


・「青い果実Vol.3」出展(Gallery IYN)


・「夢宙2023」出展(Gallery IYN)



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。















「ゴシック・アンド・ロリータ 」といえば、黒色を基調レースとし、フリルをふんだんに使った、退廃的かつ可憐なファッション。


レースやフリル、リボンなどは、多くの少女が憧れ夢見る いわゆるお姫様スタイルの王道だ。

けれど同時に、ゴスロリ特有のシックで暗い色味は、一般的な「可愛い」の概念を覆すようでもあり、インターネットでこのファッションを初めて目にした時、しあぎは大きな衝撃を受けた。


今でこそゴスロリに身を包んで街を歩くことも、ひとつの個性として社会的に認知されるようになってはきたが、当時はまだまだ異端のファッションだった。

自身が身にまとうことはほぼなかったが、しあぎ はイラストの中で、その独特の“かわいさ”を追及していくことになる。


暗い重厚でインパクトのある定番のゴシック・ロリータから出発したが、現在しあぎ は仄暗くて儚い、独自のロリータスタイルのイラストを生み出している。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


しあぎ:幼少時から絵を描くことは好きなようでしたが、高校時代にゴシック&ロリータに出会ってから仄暗さや衣装の雰囲気・少年少女を描くことにこだわり始めました。現在はかわいさはもちろん儚さや寂しさを重視しています。


人物イラスト
「 灯 」

冬の夜に灯る小さな灯火のような、ほんの少しのあたたかさ・・・

しあぎ が理想とするのは、儚さや寂しさの中にある優しいぬくもりが感じられるイラストレーション。

ランプと同様に、彼女はよく花をモチーフに選ぶ。

短かい命の中で、瑞々しく咲く健気さと美しさ。そんな花のリアリティが伝わるよう心掛けているその描画には定評があり、自身の作品の強味でもあると感じているそうだ。




しあぎ がデジタル画を描くようになったのは、専門学校の後半あたり。

ペンイラストなどアナログ手法で行き詰りを感じていたが、本格的にデジタルに移行してみて、自身とデジタル画の相性が非常に良い事に気が付いた。

出来栄えに納得いくまで描き込むため、筆はかなり遅い方だという しあぎ にとって、デジタル画の魅力は描き直しが容易であること。

ただ、長らくアナログ画を描いてきた愛着もあるため、デジタル画を描く際もアナログの風合いも再現したいと考えている。

主線をざらっとした線にして画用紙のような質感にするなど、工夫をこらしているが、描画方法についてはまだまだ模索中だそうだ。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


しあぎ:なんか好きだな、かわいいな、雰囲気がいいななど少しでも足を止めて見てみたいと思っていただけたら幸いです。

楽しい空間、熱意のある空間に花を添えられたら嬉しいです。


人物イラスト
「 底の宙 」

作品を生み出すことは無論楽しいが、「生みの苦しみ」という言葉があるように、多くの表現者は苦悩を抱えながら自己の芸術を追求するものだ。

しあぎ は、そんな制作活動を「山登り」に例える。

彼女の場合、作品毎のテーマを見つけるまでの時間が登り道。

これぞという画題が見つからない時のもどかしさ、焦燥感は苦痛でもあるが、ひとたび決まってしまえば、あとは無心で描き進めるのみ。

描いている時の楽しさがある限り「決して制作を嫌いになることはないだろう」と、しあぎは語る。


仕事の傍らで絵を描き続けるには根気も必要で、繁忙期は全く描けない場合もあるが、そんな時でも「絵」は心の支えである。

久しぶりに絵を描いた時などは「やはり、これだな」と、自身にとっての絵の重要さを再確認する。

リラックスできるひとときであり、自分の心ときちんと向き合う大切な時間だ。


儚くて、切ない程に愛おしく可憐な しあぎ のイラストレーション世界。

今後はその個性を一層強くアピールできるよう、より深い世界観を築くことが目標だ。


彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


しあぎ:言葉に込められた思いを受け取ること、です。自分もそうですが、先入観・思い込みでフィルターをかけてしまい上手く受け取れなかったりすれ違ったりします。特に文章になるとより困難になると思うので、発する言葉も気を付けていきたいですし受け止める時も一呼吸置くなどしたいです。


(取材/執筆:大石)

 

しあぎ の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


しあぎ のSNSも、是非ご覧ください。

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twitter: @_rogg__

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「なにかお手伝いできることがありましたらぜひ!」by しあぎ



《 しあぎ プロフィール 》

淡い色の少年少女と優しい「終わり」を思わせる絵を描く。

主にSNSで作品を発表し、コミティアでも不定期に活動中。














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