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小牧さる冴 in GIFT2024


会期:2024年10月17日(木)~10月20日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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ファンタジーイラスト
「光芒」

小牧さる冴 経歴


・2019年 5月 展示即売会「デザインフェスタ49」出展


・2019年6月 アトリエ三月 展示即売会「石まつり×石フェス!」出展


・2021年1月 AAA GALLERY グループ展「人外の世界展Ⅳ~ヒトナラザルモノ~」出展


・2021年 5月 Gallry IYN 展示即売会『古民家の小人と妖精』展 出展


・2021年6月 Boji Gallery グループ展「鉱物FANTASY展」企画・出展






紙とペンは、言うなれば想像の世界への扉を開く鍵、またはパスポートのようなもの。

他者の価値観を押し付けられることなく、自由に振舞うことが出来るその場所は、小牧さる冴にとって恵みに満ちたオアシスであると言って良い。


人は誰しも他者を傷つけたり、または傷つけられながら生きている

時には何もかもが嫌になることもある。

その都度 小牧は、ゆったりと睡眠をとって心身を休め、目覚めたら珈琲を片手にペンを走らせることで、活力を取り戻して来た。

ペンによって、彼女の人生は支えられてきたのである。


最も身近な画材であることに加え、長年読書に親しんできたことから小牧は“挿絵”に思い入れがあり、線による描写、モノトーンでの表現に魅力を感じているという。

挿絵は文章と合わさって始めて完成するものであり、単体では表現としては未完成だ。

だからこそ、それを逆手にとれば、鑑賞者のイマジネーションを刺激する作品にできる筈。

彼女の、挿絵を意識した“すべてを語らぬ”ペン画イラストは、鑑賞者をも想像の国へと誘ってくれる。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


小牧さる冴:紙とペンがあればまぁ幸せで、できたら多様性にも触れたいという思いでやっています。

不思議な存在の日常や肖像をメインに描いています。

また、忖度しない練習の場でもあります。人と違う選択をしようとしても、生きていればやっぱり周りに迎合しつつうまくやらねばならないタイミングはあり、私の場合、ある時まではその手法は私の気持ちや考えの優先度を限りなく低くするということでした。私の考えはいつも否定され、本音と感情は優先される事はない。

そういう、自身の中にある偏見を少しでも取り除きたくてペンを持っています。いつか、怯えずに好きなものを好きだと言えるようになりたいです。


動物のイラスト
「ツノトラ郵便」

本業としているデザイン関係の仕事が多忙を極め、イラスト制作に費やす時間と体力が全く残らない時期もあったが、その折も小牧の頭の中は作品のアイディアでいっぱいだった。

激務の末に体調を崩してしまい、休養をとる中で徐々に回復し、趣味としての制作を再開できるようになったそう。

以前は「忙しいからこそ、趣味に興じる時間はない筈。楽しみを求めることはいけない事だ」と、自身を追い詰める傾向があったという。

だが今は、イラストを描くことが、心身の健康のために必要なものと強く実感している。


胸の奥底にある苛烈な一面や、大きく揺れ動く感情などを押し込めるのでもそのままに表現するのでもなく・・・

絵を描く行為によって「思いを一旦はただ受け止めてみよう」と考えられるようになったのだった。


とはいえ、完全に心の波をコントロールすることは難しい。

身近な人には迷惑をかけてしまうことも多く、申し訳なく思っていると小牧は語る。

「自分に振り回されないよう、精進したい」その思いを胸に、彼女は今日もペンを走らせている。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


小牧さる冴:選択肢が増えたら幸いです。

流行りでもなければ世間一般に素晴らしいとされるものと真逆でも、例え他の人が「そういうのは嫌いだ」と言っても、自分の好きを否定しないで欲しいと、そう思います。勿論逆も然りです。


展示に向けて新しいペンを買いました。楽しんで描けたらと思います。どうぞよろしくお願いします。


妖精のイラスト
「elfin Ⅱ」

嘗て一度だけデザインフェスタに参加した折、小牧の作品を買ってくれたのはロシア人の来場者だった。

自分の絵は絶対に売れないだろうと思っていたのだが、その人は「一目惚れした!」と、上機嫌に作品を手に取った。

自分の画風は好き嫌いが分かれる類のものかもしれないが、広い世界を見渡せば、好きになってくれる人が何処かにいる・・・

まだ見ぬ知己が、必ず居てくれるのだという希望を教えられた、そんな出来事であったそう


まだ描き起こせていないアイディアが山の如くあるため、それらを徐々に昇華させつつ、彼女は新たな挑戦も検討している。

モノクロイラストへの愛着は先に語った通りだが、世間的には“固い”印象を持たれがちで、取っ付き難い嫌いもある。

故に、自身の基本スタンスは保ちながらも、そこに彩りを加えられないかと考えているそうだ。

学生時代に短期でイラスト学校に通っていた頃、教員から「あなたに向いていると思う」と薦められ、クレヨンスクラッチに取り組んだこともあり、改めてその手法も創作に取り入れてみたいとのこと。


彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


小牧さる冴:自分自身は欠落だらけなんですが、社会レベルだとちょっと分からないです。なので自身の欠落している事の中で比較的書きやすい事を書きます。

基本的に日時が分かりません。時間感覚が乏しく、確認した1分後には忘れているのでアラームと手帳・スマフォがなければポンコツと化します。

体調を崩した時に悪化するので本当にご迷惑をおかけしてすみません。この場を借りて改めてお詫びします。


(取材/執筆:大石)

 

小牧さる冴の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


小牧さる冴のSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @sarusa_komaki

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