ジギー in GIFT2024
会期:2024年10月17日(木)~10月20日(日)
会場:Gallery IYN
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心が極限まで落ち込んでしまっていた時に、ふと目に止まった紙とペン。
何の気なしに手を動かしてみて生まれた狼とエゾクロテンのキャラクターだった。
もともと動物が好きで、心が不調になる少し前にネットで画像を眺めていた折のイメージが、無意識の内にジギーの手を動かしたのかもしれない。
それ以前、絵と言えば小さな頃遊びで描いた程度だったが、ここから彼女の生活は大きく変化する。突然自身の生活の中に舞い込んだ“創作”が、人生に花を添えてくれた。
「豊かに、前を向く力を与えてくれたのです」そう彼女は語る。
せっかく描いたのだからと発表しようと、SNSに投稿をするようになり、現在メインキャラクターとして描いているのが“ねこのゴローさん”。
ゴローさんの日常を4コマ漫画にしてみたところ大きな反響があり、ファンからの勧めでゴローさん専用のアカウントを運営するに至った程、多くの人に親しまれ、愛されている。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
ジギー:私自身、どん底を感じてる時にこの子たちが生まれました。
可愛いく動くキャラクターはその時の私を救ってくれました。
ずっと笑えなかったのに
「ははっ…かわいいなぁ」っとふと笑うことができたんです。
その時に同じように落ち込んでる人に小さな笑顔や癒しを届けたいと思って創作活動を始めました。
日々の生活の中にふとした小さな笑顔と癒しを届けたい。
落ち込んでる時は寄り添えるような、楽しい時はもっと楽しくなるような。
そんな瞬間を届けたいと思って活動しています。
「落ち込んでいたけれど、ゴローさんの姿を見ていたら、心が軽くなりました」
「ゴローさんに出会ってから、なんだか生きることが楽しくなってきました」
そんな声がジギーのもとに届くようになり、自分を助けてくれたキャラクターが誰かの支えにもなってくれているという感慨が、いつしか活動を続ける原動なっていた。
しかし、一時は絵を公開することが負担になっていたこともあるらしい。
絵を描くことは自分にとって癒しであった筈なのに、「もっと頻繁に更新をしなくては」「もっと良いもの、楽しんでもらえるものを描かなくては」と、義務感に駆られるようになってしまったのだそう。
だが、苦しいと感じる心は自ずと作品の中に現れてしまうもの。
自由気ままで のんびりとしたゴローさんの性格を皆が好いてくれているのに、その魅力を損なうようなことをしてはいけない・・・そう気が付いたジギーは、自らの制作スタイルやペースを見直して、
再び楽しい気持ちで描けるようになったそう。
また「急がないで大丈夫、待ってますよ」というファンからのあたたかい言葉にも励まされ、穏やかな心を取り戻すことが出来たのだった。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
ジギー:私のキャラクターたちが、見てくれた人の中で生きて寄り添って、可愛いや楽しい。癒されるなどプラスの感情を受け取ってもらえたら嬉しいです。
展示に向けては、
世界観をまとめて、見てくれた人がまるで私のキャラクターたちが生きる世界に踏み入れたかのような気持ちになっていただけるような展示にできたらと思います。
普段はデジタル技法で描画をしているジギーだが、GIFT展においては、アクリル絵具を主にしたアナログ画作品で展示を構成する予定だ。
また、石粉粘土を使った半立体作品も披露するとのこと。
普段からフィギュアなどのグッズを自ら作成していおり、粘土やシリコン、レジンの扱いには慣れているので、そのスキルを生かして新しい表現にも挑戦したいと考えているそうだ。
いつか絵だけで生活できるようになれたらと願っているが、自分を追い詰めても良い結果にはならないことも、よく解かっている。
無理のない範囲で、如何にしてペースアップを図るか。それが今後の課題である。
SNSを活用することで各地の人々にゴローさんを見て貰えているが、イベントや展示に足を運べる人はほんの一握り。
遠方に住まう人にも、もっとゴローさんと接してほしい。触れ合ってほしい・・・そう思えばこそ「今以上の知名度と人気がほしい」とジギーは語る。
もっと有名になって、ガチャガチャやゲームセンターのUFOキャッチャーの景品としてゴローさんが多くの方の元に届くことができたなら…多くの人にゴローさんを身近に感じて貰うことが出来る。
それが、ジギーが思い描く目標の中の1つだ。
彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
ジギー:立ち止まることも、休むことも大事なのに、なぜか負い目を感じてしまう傾向にあること。
自分自身が元気で豊かでないと、届けたいことも届かないので、休むことも創作活動の一環と捉えるようになりました。
(取材/執筆:大石)
ジギーの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
ジギーのSNSも、是非ご覧ください。
instagram:@goro_nekono
X(twitter):@nekono_goro
TikTok:@jiggye_create
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