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ねると in GIFT2024


会期:2024年8月8日(木)~8月11日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

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新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。





女の子のイラスト
「 羽化不全 」

ねると 経歴


・2023.03 GalleryIYN「きゃわいい共和国~闇~」


・2023.06 GalleryIYN「童話展2023」

・2023.10 GalleryIYN「十月の行進曲」


・2023.12 GalleryIYN「MESSAGE展FINAL」

                         ・2024.01 GalleryIYN「cute展」


※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。











幼稚園の頃に、ねると が出会った一冊の絵本。

題名や作者は覚えていないが、主人公が不思議な世界へ迷い込み、そこでのひと時は夢であったかのようにも思えたが、手の内にはその世界で贈られた品があったという話だった。

その物語は ねると の心にしっかりと刻み込まれ、空想と現実の狭間にあるファンタジーチックな世界観への憧れの原点は、この絵本であったのではないかと思われる。

また 夢中になって遊んだテレビゲームの数々、特にパズルゲームの「ぷよぷよ」の影響もあり、彼女はいわゆる“人外”要素の入った少女像を好んで画題に取り上げることが多い。


これまで描いてきたイラストを振り返ると、その根底には「まだ死んでる場合じゃない」という、人生に対する ねると の向き合い方が垣間見られる。

年を経る毎に考え方や感じ方は変化し、毎日の積み重ねで発展していくものと彼女は考えている。

たとえば5年前までは、人生のままならなさにしんどさを感じながらも生きようという気負いがあり、その後は「ダメな人間だけれども、まあいいか」という自己の肯定、昨年からは「次へ進もう」と未来を見据える思いが強くなっている。

この先、時には立ち止まったり方向性が変わることもあるかもしれない。その足跡をイラストの中に記録しながら、彼女の歩みは続いていくのである。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


ねると:小学生のころ、休み時間は自由帳に絵を描いているような子供で、今もその延長線上のように続いているような、明確なきっかけらしいきっかけは無いのかもしれません、ただ今日ここまで未だに飽きることがなかった。

コンセプトは全体としてコレという統一されたモノはないような気がします。その時々で描きたいものを描いていて、感情を吐き出したモノだったり、添えたい文章が先にあってそれに合わせてとか、単純にこういうのが好きだとか……。


キャラクターイラスト
「生きるって楽しい! 」

長らくデジタル技法でイラストを描いてきた ねると だが、Gallery IYN主催の展覧会へ参加するにあたって「直に作品を見て貰うのであれば」と、水彩等のアナログ画材にも力を入れるようになった。

依然としてデジタル画の方が得意ではあるが、作品をネットで掲載するのか現実空間に展示するかによって、手法を使い分けているのだそう。


どちらの手法で描くにせよ、鑑賞者の心に何かしらの痕跡を残すことが出来たならと彼女は考えている。

願わくば、それは広く浅い範囲での訴えかけではなく、狭くとも心の深い部分に届くような内容を。

とはいえ、必ずしも「共感してもらわなくては」とは考えない。

作品の解釈は鑑賞者に委ねつつ、ただ描かんとする内容、情景やモチーフがきちんと伝わるよう、常に画力の向上を目指しているという。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


ねると:どんな気持ちであれ、心に少しでも残ってくれたら嬉しいですね、爪痕とかカサブタとか温かいものとか……。あえて何か言うなら共感でしょうか? こういう気持ち分かるとか、こういうこと考えている人が他にもいたんだとか、単純にコレ可愛いとか。

皆様の心や記憶の端っこに欠片でも残れるように頑張ります!


アナログイラスト
「 闇色 」

誰かに気持ちを伝えようとして、うまく言葉が見つからない・・・そんな経験に、覚えのある人は多いことと思う。

他者と意思を疎通し、人間関係を育むことは時に難しくもあるが、ねると は絵を贈ることで、相手を笑顔にし、喜んでもらうという術を持っていた。

交友関係は広い方ではないものの、もし絵を描くという特技がなければ、「その関わりはもっと狭いものになっていたかもしれない」と ねるとは語る。

また「創作を主軸に生きている感じで、自分の人生に絵がなかったらって想像が、そもそも難しいですけどね」とも話してくれた。


彼女の今後の目標は、表現したいものを全て出し尽くすくらいの意気込みで、とにかく沢山絵を描くこと。

「やり切った」そう思える日は来ないかもしれないが、なるべく悔いが残らぬよう創作と向き合いたいのだという。

それから、背景描写の腕を磨き、夢の中で見た光景をそのまま絵に描けたらとも考えているそうだ。

エドワード・ゴーリーの絵本やティム・バートンの作画イラストにも憧れており、その世界観に少しでも近づけたなら・・・と、彼女の見据える未来はどこまでも広がるようだ。


彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


ねると:余白とか余裕とか、ギュウギュウだったりギリギリだったり。私自身も他人も社会も、色んな所でそんな印象を受けます。


(取材/執筆:大石)

 

ねるとの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


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by ねると


《 ねると プロフィール 》

頭の隅っこで、何らか痕を遺せたらなぁなんて思っています。

女の子を描くのが好きです。













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