ものぷろ in GIFT2024
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ものぷろ in GIFT2024


会期:2024年9月5日(木)~9月8日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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イラストレーション
「 クッキーの丘とキャプテンパーシー 」























2000年代から普及し始めたSNSは、今や情報源やコミュニケーションツールとして私たちの生活の中に入り込み、浸透している。

ものぷろ のクリエイターとして歩みもまた、このSNSなくしては語ることが出来ない。


少年時代の彼は、大好きな飛行機などメカニックなものをモチーフに選び、よく絵に描いて過ごしていた。

その後、社会に出てからは次第に創作から離れてしまうが、彼が再び絵筆を持つきっかけとなったのがSNSだったのである。


SNSの登場以前、趣味のイラスト発表の場と言えばかなり限定されてしまっていたが、SNSなら仕事をしながらでも、比較的手軽に作品を発信をすることができる。

発表場所がネット空間であるということと、SNSで目にする他のクリエイターの作品が圧倒的にデジタルイラストが多かったことから、ものぷろ はSNSに投稿を始めるのを機にデジタル技法に挑戦。

嘗て愛用したパステルやクレヨンなどを使用することもない訳ではないが、現在彼は「表に出す作品はデジタル画」と定めているそうだ。

また、キャラクターイラストが主流であったことから、自身も描いてみたいと人物を主題にするようになる。


ものぷろ の生み出すキャラクターには背景にある物語が細かく設定され、その一場面一場面のイラストには文章が添えられている。

“絵本”と“挿絵入り小説”の中間のような形態で、彼は独自の世界観を世に発表するに至ったのだった。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


ものぷろ:自分の中の何かを表現する手法がたまたま絵だっただけだと思ってます。偶然ですね。

今のように作品を誰かに見せたりするようになったきっかけはSNSがより身近なものになってきたからだと思います。作品を世に出すのにお金がかからないことはとてもいいことだと思います。


イラストレーション
「 生真面目な軍人。カーラス軍曹 」

現在ものぷろ は独自の作品を広めるため、ゲームプレーヤーからキャラクターの立ち絵制作依頼を引き受けたり、SNSフォロワーからリクエストを募るなどして、自身の知名度を上げるべくメイン創作以外の制作にも積極的に取り組んでいるそうだ。

また SNS投稿だけでなく、年に数回はイベントにも参加して作品を売り込み、画集の配布も行っている。


一時期は絵を描かなかったこともあったが、今では絵は“趣味”というよりも”生活の一部”であるのだそう。

仕事を終えて帰宅し、就寝するまで何かしら手を動かすのが常で、「描かないと不安になってしまう」のだとか。


普段から「物語がどんな風に展開をしたら面白いだろうか」と作中世界に思いを巡らせ、閃いたアイディアは必ずメモに留める。

この“創作”の高揚感こそが、彼の人生そのものを創り上げていると言っても良いかもしれない。

「仮に絵を描くという能力を失ってしまったとしても、自分の残してきた足跡は、決して消えない財産です」 そう ものぷろは語る。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


ものぷろ:物語を届けたいと思っています。ある女の子の冒険譚です。

ルルというキャラクターを通して生きていくとはどういうことか、感じ取っていただければ幸いです。

生きていく上ですべてが味方になるわけじゃない。そうわかっていても、敵になったものを許せないという感情が世の中に蔓延しています。敵=悪。悪を滅ぼす。正義の施行は快楽です。

しかし生きていく上でそれは本当に必要でしょうか?

そういったメッセージも込められた作品を並べられればと思います。


イラストレーション
「 コンソメシティとルル 」

現在 ものぷろ が手がけている「ルルの冒険」は、主人公の少女ルルが異世界に迷い込んでしまい、彼女をもとの世界に戻す力を持った女王を訪ねるため、異世界で知り合った仲間キャプテン・パーシーと共に魔法の国を目指すという物語だ。

クッキーが降ってくるという天災により住む場所を失った人々が、土地を巡って諍い合う異世界で、ルルは絶対善や絶対悪では決して片付けることのできない、単純ならざる世の真理を肌で感じながら成長していくのである。


「ルルの冒険」は現在第1話をネット購入することができ、2話以降も随時更新予定だ。

ルルの物語を描き切ることが ものぷろ の当面の目標であり、「こんな物語を作った作家がいたな」と、誰かの記憶に残るクリエイターになりたいとも話してくれた。

ルルと ものぷろ のこれからの進展に、是非ともご注目頂きたい。


嘗て創作活動を始める切っ掛けを作ってくれただけでなく、SNSは現在もあらゆる最新の情報を届け、創作意欲を刺激してくれる。

ものぷろ は時世、流行を柔軟に取り入れながら、制作に取り組みたいと考えているそうだ。


彼に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


ものぷろ:自分の人生を楽しむ思考だと思います。

与えられるのではなく作り出す。恨むのではなく見方をかえる。

そういう考え方が現代社会を楽に生きる方法だと思います。


(取材/執筆:大石)

 

ものぷろの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


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