こず in GIFT2024
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こず in GIFT2024


会期:2024年4月4日(木)~4月7日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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イラストレーション
「 青い世界に白い君 」


 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。















生きていく上で、人は様々な苦しみに遭遇する。

悲しみの夜が、すぐに明けるとは限らない。

暗がりの中で何の光も見いだせず、不安を抱えて心を病んでしまうケースもあるという事実は、社会的にある程度認知されていると考えて良い。

しかし、当事者の苦悶が如何ほどのものであるかは、容易に想像できるものではないだろう。


大切な友人が幾日も眠れぬ夜を過ごし、体の動作とて自分の思うままにならず、もどかしさや歯がゆさ、己への苛立ちに疲弊しきっているのを目の当たりにして、友を救う手立てを持たぬ己の無力さを思い知らされた こず。

彼女にできることと言えば、それは絵を描くことしかなかった。


幼い頃から絵に親しみ、高校、短大ではデザインとイラストレーションを専攻。社会人になってからも我流でイラスト表現を探求していた彼女は、友の苦しみを取り除けない代わりに、少しでもその心に寄り添うことができたらと、祈りを込めて絵を描くようになる。

これを切っ掛けに、こず はこれ迄に自分が経験してきた苦悩も制作と結びつけて、強く意識するようになったのだった。


描いたからといって、それが如何ほどのことになるだろうか・・・遣る瀬無い思いがこみ上げてくることも しばしば 。

しかし、自分の絵を好きだと言ってくれる友のために・・・「綺麗だね」と目を細めてくれる その束の間の心の平穏に意義があると信じて。それから、友だけでなく、耐えがたい悩みの渦中にあるすべての人に思いを馳せ、こず は創作に打ち込んでいるのである。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


こず:私は絵を描くことが何よりも好きです。

苦しいと思ったり、辛いと思う事だってたくさんあります。

もう息をしていたくないと思う事も少なくありません。

私は自身と同じ思いをしている方に少しでも寄り添えるようなイラストが描ける人間でありたいと思っています。


キャラクターイラスト
「 冷たく零れて、落ちて。 」

小さな頃からアニメ作品が好きで、登場する可憐な少女たちへの憧れもあってか、こず は自ずとイラストのモチーフとして“かわいい女の子”を取り上げて来た。


彼女のテーマカラーとも言える青色を多用するようになったのは、色相心理学や科学的見地からも、人の心を落ち着かせる力を持つ色であると知ったから。

もともと好きな色でもあったのだが、ひょっとしたら、知らず知らずの内に自分自身の癒しを求めていたのかもしれない。

思い返せば、青色の持つ力について意識するよりも以前から、他の色と比べると高頻度で青色を使っていたという。


人の苦しみに寄り添う絵を描きたいと考えるようになってからは尚のこと、青色は こずのイラストレーションから切っても切り離せぬ特別な色になった。

幅の広い“青”を表現できるよう、配色には特に注力しているのだそう。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


こず:苦しい思いや辛い思いが少しでも軽くなるように、息を吐いて吸って呼吸することを少しでも諦めないで欲しいと、そう届いて欲しいと思います。


イラスト
「 ただ一つだけでもいいから 」

どんなに辛いことがあっても、創作活動がある故に、自分の生きている時間は決して無意味なものにはならない。

そう語る こず は、休日はほぼ全ての時間を制作に費やしているのだそう。


見る人がストレスなく絵を鑑賞できるように、画面はなるべくすっきりシンプルにすることを心掛けており、その上で自分にしか出せない雰囲気や温度感はどんなものだろうかと、慎重に考えているという。


「まだまだ自分は未熟者」と語る彼女は、研鑽を積むためにも他のクリエイターの作品を積極的に見て、参考にしている。

また、花や海、空などの写真を大量に眺めているのだとか。

曰く、技能は手を動かせば鍛えられるが、センスを鍛えるには、とにかく多くのものを見る事が肝要。

感性を磨くためのものなので、それは観察というより鑑賞。目ではなく、心で見る事が重要なのだ。

地面の質感、雑草や花の色・形、歩いている人の服・歩き・・・実に様々なものに彼女は気を配っている。

空の青色の違い、飛んでいる鳥のシルエット、朝月を眺めるのが一番好きだそうだ。


己の心と対峙し、友への思いと、自分の作品を見てくれる全ての人への感謝を込めて、独自の“青の世界”を生み出し続ける こず。

彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


こず:欠落しているというよりは、ただ単に感じていることになってしまいますが、個性についてです。多様性が叫ばれ、理解を求め合う社会で、大多数の人が口にするのは文字列や単語は違えど「同じ意見」です。

良くも悪くもそういった場面がとても多いと思います。道徳や倫理は大切です。それを差し引いて考えた時、最近の表現は皆、良くも悪くも一貫してしまっていると感じています。


(取材/執筆:大石)

 

こずの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


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X(twitter): @koz_001


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《 こず プロフィール 》


こずといいます。

青い世界と女の子で創作イラストを描きます。

【X(Twitter)ID】@koz_001

【InstagramID】koz.001













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