こみか ごご in GIFT2024
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こみか ごご in GIFT2024


会期:2024年8月2日(金)~8月5日(月)

会場:Gallery IYN


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兎と少女のイラスト
「 うさぎまみれ 」

こみか ごご 経歴


・「童話展2023」出展 (Gallery IYN)


・「〜Art around the World vol.2〜 Beautiful」出展(Gallery IYN)


・「線と点の魅力、色彩の魔力点」出展(Gallery IYN)







犬や猫、兎、熊、小鳥たち・・・

こみかごご の描く動物たちは、いずれも その細やかなタッチの重なりによって、毛並みの美しさや、柔らかさが見事に表現されている。

それだけに留まらない。

まるで温もりまでも伝わってくるような確かな存在感を、彼女の作品を前にした人は感じ取ることだろう。


画面の中で動物たちと触れ合ったり、時に動物の世界に入り込んでいる少女の姿には、こみかごご の動物に対する愛情と憧れが投影されている。

「動物のいない生活は考えられない」というほど、彼女は幼い頃から動物に親しみを感じてきたという。

多い時は7匹の犬を飼っていたこともあるし、現在は自身の築いた家庭の一員として、猫と犬も共に暮らしているそうだ。


動物が与えてくれる“癒し”を、自分の絵を見てくれる人にも感じてもらえたら・・・そんな思いをペンとインクに託して、こみかごご は作品に向き合っている。


彼女のペン画の原点は、小学生時分から打ち込んでいた漫画イラスト。

絵が巧みな姉の背中を追いかけて、漫画の模写から二次創作、高校生の頃には同人活動も行うようになった。

姉の同級生には現在プロの少女漫画家として活動している人もあり、まだ子供ながらも卓越した技術の絵を見せてもらった感動も、彼女の創作意欲の源になったのだとか。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


こみか ごご:絵が上手だった姉の影響で、私も幼少期から絵ばっかり描いていた。

高校時代までは二次創作などの活動はしていたものの、周りから求められる絵を描くことに疲れ、一度筆を置く。

結婚や出産も経験し、仕事もこなす生活を続けて十数年…。疲れたときや、息詰まったとき、ふとノートに落書きをすることに喜びを感じた。描けば描くほど、もっと絵が上手くなりたい!という欲求がこみ上げてきたのが約2年前のこと。

自分の好きなことって何だろうと改めてじっくり考えたときに、絵のことが真っ先に浮かんだ。時間を忘れて没頭できる、むしろもっともっと絵を描く時間が欲しい!と、短期間、プロの先生の添削を受け、その後作家活動を開始。

若い頃からずっと描き続けていれば…と悔やむこともあったけれど、絵を描く以外の世界を歩んできたからこそ、今の情熱があり、表現があると感じている今日この頃です。


猫と少女のイラスト
「 森の踊り場 」

かつてはオリジナル作品を生み出す自信がなく、しかし二次創作にしたところで「果たして自分が描く意味があるのだろうか」と、次第に絵が苦痛になってしまったという こみかごご。


だが、大人になって再びペンを持ってからは、自分にとって身近で掛け替えのない存在ある動物をモチーフにしたり、彼等への思いを表現することで、自然と独自の作風が確立していった。


「上達に繋がれば」とSNSへ毎日作品を投稿していた折も、自ずと飼い犬や猫がモチーフに。

反響が良かったので、ペットの似顔絵イラストリクエストも募集し始め、今では有償依頼も受け付けている。

様々な家庭の動物たちと絵を通して触れ合ったことも、こみかごご の創作の追い風となったかもしれない。


まだまだ試行錯誤中で、思うような描写ができずにもどかしくなることも多いが、「絵を描くことが好き!と気付けたことが、私の人生最高のギフトです」と彼女は語る。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


こみか ごご:地元のギャラリーをはじめ、美術館や絵のイベントなどに出向いた際、

展示されている原画から、作者様のエネルギー(想い?)をものすごく感じることがありました。

それまでは、デジタル作品を手がけることも多かったのですが、

私も原画展示に挑戦したい気持ちが沸き、最近はアナログでペン画を手がけることが多くなってきました。私の強みである線の繊細さ、描き込み量を間近でご覧いただきたいです。

ただ、作家活動のスタートはデジタル作品でもあるので、両方展示することで作風の変化もお楽しみいただけるのではないかと思います。


少女と動物たちのイラスト
「 喜び 」

複数枚の作品を併行しつつ、時間を小まめに分割して描くことが、緻密で完成度の高い作品を生み出す秘訣。

「大切なのは、自分が描画に飽きちゃわないようにすることです」 そう こみかごご は話してくれた。


彼女は高校生の頃にデジタル画技法を独学で習得し、絵の再開と共に受講した通信講座でもデジタルイラストを専攻したが、今ではデジタルならではの表現は、必ずしも自分の作品には必要ないと感じているそうだ。

思春期に漫画イラストで打ち込んだペンとインクによる線画表現。これが一番“しっくり来る”手法。

アナログ技法だからこそ生まれる緊張感が作品に生命力を与え、自分の思いやエネルギーを画面に注ぎ込めることが魅力であるそうだ。


社会人として、家庭人として、絵だけに全ての時間を費やすことはできないが、 こみかごご は日々の生活の中で、僅かでも自分の為だけに使えるひと時を確保できるよう勤めている。

仕事、家事、育児を決して疎かにせず、やるべきことは全力でやりきった上で“私時間”を活用できるよう、彼女は何事にも常に一生懸命。

誠実に仕事に取り組んだ結果として、PCスキルや、応対力などを褒められる時は勿論嬉しい。

だが それ以上に、絵を褒められた時の喜びの方が何倍も勝るという。


一度は手放したもの故に、創作への思いを一層強くした こみかごご。

これからは「作品数をもっと増やし、いずれは個展を開いたり、画集も作成してみたい」とのこと。


彼女に、敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


こみか ごご:アーティストを名乗る上で、私の欠落している部分は「普通」であることかもしれません。

飛びぬけた技術、表現力、精神力…奇抜さ?自分の中で思うアーティスト像とは随分かけ離れています。ただ、普通に生活し、仕事や家事、育児をこなし、地域やその他のコミュニティーに属し…個性などは皆無ではありますが、唯一無二の存在には変わりありません。私から生み出された作品を自ら愛し、想いを込めて制作に励み続けられたらそれで満足です。


(取材/執筆:大石)

 

こみか ごごの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


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instagram: @komika_55

X(twitter): @komika_55

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