いいさん in GIFT2024
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いいさん in GIFT2024


会期:2024年4月4日(木)~4月7日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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くらげのイラスト
「 くらげりうむ 」

いいさん 経歴


・大阪芸術大学 芸術学部工芸学科 卒業 陶芸専攻


・2018年7月手づくり個展『IISAN 1st』(レンタルスペースG)


・2020年よりGalleryIYNさまにて企画展出品活動を始める


・2022年9月プチ個展『くらげりうむ』(GalleryIYN)


・2023年9月プチ個展『IISAN'sSTYLE』(GalleryIYN)





 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。















丁寧に塗り重ねられた色鉛筆の美しい発色と、どこか懐かしい印象で親しみやすいキャラクター造形。

いいさん にとってイラスト制作は、「ウルトラマン」や「仮面ライダー」などの特撮番組や、永井豪をはじめ業界の黄金期を築いた諸漫画家たちの作品に胸を高鳴らせていた少年期の、輝く夢の続きである。


かつては時間の許す限りイラストや2コマ漫画制作に没頭していたものだが、社会人になってからはペンをとる時間もなくなり、そのブランク期間は10年以上に渡った。

しかし、張り詰めた心で仕事に勤しむ中で疲弊してしまった いいさんの元へ、“絵”は再び舞い戻ってくる。

きっかけは、心理療法の一環として絵を描いている掛かり付けの心療内科医に、「以前は自分も絵を描いていました」と打ち明けたところ、「それなら是非またやってみなさいよ」と勧められたことだった。

好きな絵に没頭すると、自然と心が落ち着いていく。それは何物にも勝るメンタルケア。

当初は制作時間を確保に苦労した、今で起床後と就寝前の15~30分程に絵を描くことを日課にしているそうだ。


以前はアクリル絵具を愛用していたが、仕事の合間でも描けるようにと、準備や片付けの手間の少ない色鉛筆を選択。

それまで扱ってこなかった画材なので、手法に慣れるまで時間はかかったが、今では色鉛筆でなければ思う通りの表現ができないという程、彼の創作に欠かせない大切な相棒になっている。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


いいさん:コンセプトは特に意識していない

描きたいものを描きたいように描いているだけ

とにかく子供のころから絵が好きでヒマさえあれば絵を描いていた

幼稚園くらいのころにはローセキで家の前の道路の端から端までウルトラマンや怪獣を描いて埋め尽くしていた

今のようにネットで作品を発信するようになったのも子どもたち(今はええオッサンやお姉チャンになってますが)と遊びで描いていたヒーローや怪獣の二次創作をSNSにアップしたのがキッカケ

くらげちゃんなどのオリジナルキャラクターが登場し始めたのが2011年ごろで

今はオリジナルをメインに活動しています


人魚のイラスト
「 Mermaid〜微笑〜 」

くらげやペガサスなどをモチーフにした 茶目っ気のあるユニークなキャラクターや、快活で 時にドキリとするような色気も醸し出す少女や女性像・・・

これらは、いいさん の多彩な作風のほんの一部分。


昔取った杵柄で、怪獣や筋骨逞しいヒーロー像はお手のものであるし、好きなプロレスラーの似顔絵を描くのも得意だ。


また、大学時代は工芸科で前衛的な立体造形を手がけていたことから、抽象表現の素養もある。

昨年 Gallry IYNで開催したプチ個展「IISAN's STYLE」では、お馴染みのイラストレーションに加えて、抽象画のようでもあり、具象を崩して構成した図案のような・・・そんな独創的な作品も披露した。


GIFT展においても彼は、幅広い魅力のあるその世界観で、鑑賞者の目を楽しませてくれることだろう。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


いいさん:とにかくあれこれ考えて絵を描くのが苦手なので

描きたいものを描きたいように描くしかない

2023年のプチ個展『IISAN'sSTYLE』のように自分の持っている描き方やスタイルを全部出して見てもらえるようにしたい


ユニコーンのイラスト
「 てん・そら 秋空 」

絵を再開し、発表するようになってから、 新たに増えたクリエイター仲間たちとの絆は、いいさんの大切な財産だ。

あらゆるジャンルの絵を描くことで、様々な好みを持つ人が作品を見てくれるので、鑑賞者との繋がりにも幅がある。

特にペガサスの「てんちゃん」や一角獣の「そらちゃん」などのキャラクターは、絵やイラスト好きな人以外にも好評で、交友の輪をより大きく広げてくれたのだとか。


また、いいさんが参加をする展覧会へは、高校時代の友人達がしばしば足を運んでくれる。

いいさんの絵だけに限らず、青春時代を共に過ごした仲間それぞれの活動・活躍を、皆で応援し合っているのだそう。

人とのつながりを大切にする温かい心もまた、いいさん の作風を形成する重要な要素であるのかもしれない。


前半生を振り返ってみると、生きることにとても不器用で、何をやっても上手くいかないことが多かった。そんな いいさん に、絵は大きな希望の光を与えてくれた。

「人生後半に差し掛かってからの自分を、大きく前向きに変えてくれました」と、いいさん は語る。


彼に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


いいさん:『有害なものから子どもたちを守る』という大義名分のもと

子どもたちが実体験の中から大切なことを学んでいく機会がどんどんなくなっている

失敗して大人たちに怒られて『ちょうどいい』を学べる場がない

虫や小動物を死なせてしまって命の大切さを知り

今のように規制でがんじがらめにされていない大らかだったマンガやマニメで“正義とエロ”を学んだ

そんな時代に子供でいられたのはある意味幸せだったのかもしれない


(取材/執筆:大石)

 

いいさんの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


いいさんのSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @MilkteaIisan

twitter: @MilkteaIisan

いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。


《 いいさん プロフィール 》

大阪芸術大学芸術学部工芸学科卒業(陶芸専攻)

2020年よりGalleryIYNさまにて企画展出品活動を始める

2018年7月 手作り個展『IISAN 1st』(レンタルスペースG)

2022年9月 プチ個展『くらげりうむ』(GalleryIYN)

2023年9月 プチ個展『IISAN'sSTYLE』(GalleryIYN)

2024年3月 『旅する展示会inカンボジア』(カンボジア シェムリアップ AngkorEnglishSchool)















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