- yuko Oishi
- 8月14日
- 読了時間: 4分
更新日：9月17日
sakura in ART INPUT 2025
会期：2025年9月18日（木）～9月21日（日）
会場：Gallery IYN
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病ゆえに志していた演劇への道が絶たれた時、絵を描くことを薦めてくれた担任教諭や、社会人になってから師事した諸ジャンルの指導者たち。
そうした人との出会いや、表現手法との出会い。
それから、その出会いの中で成長していく“新たな自分”とも出会い・・・
アートとは何であるかと一言で言い表すならば、それは「出会い」に他ならないとsakuraは考えている。
最近は主にパステルアート作品に取り組んでいるそうで、直接指でパステルを画面に擦りこむ際に、自身のコンディションがそのまま紙に伝わる点が面白い点でもあり、難しい点でもあるようだ。
なにか不安なことがあったり、苛立っている時には、不思議と発色が良くなかったり、塗り重ねた質感もざらざらとしたものになるらしい。
そして、優しい気持ちで絵に寄り添えた時には、柔らかく滑らかで美しい発色になるのだそう。
いずれにしても、その瞬間に生まれる線や色は、別のタイミングでは再現不可能であり、sakuraのアートワークは、そうした一期一会の積み重なりによって紡がれ、発展し続けているのである。
Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。
また、何故その作品をお選びになりましたか。
sakura：やはり、「優しい気持ち」ですかね、
この作品を作るに辺り描いてる間凄い辛かったです。そんな感覚ははじめてででも、描き終えた後は、やっぱり、描き終えて沢山学びはありました。
過去の自分と対話をしながら描いたという「優しい気持ち」をはじめ、様々な葛藤の中で絵を描いてきたからこそ、sakuraは「自分に優しくあってほしい。自分を大事にしてあげて欲しい」という想いを作品に込めているという。
描画の上で、自分に出来ないことは多いが、今の自分にしか出来ないこともある。
なので、自分のありのままの現状を受け容れた上で、歩み続けていこうと考えているようだ。
作品はすべて、自らの魂を削り、その生き様を体現したものである。
勿論、人間関係の相性と同じく、鑑賞者と作品の間にも波長の合う合わないはあるだろう。「感じるままに見て頂ければと思っています」 そうsakuraは話してくれた。
十人十色の解釈、感想もまた、アートが生み出す“出会い”の一部である。
Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。
sakura：やはり、パステルアートの先生に出会ったり、天然石とのコラボしたり、人との出会いですかね。いい出会いもあれば別れもありました。全てが、作品に繋がり私自身を成長させてくれました。
今年は何やらパリと縁がある年らしく、sakuraの作品は4月、8月、12月の3回に渡り、それぞれの展覧会に向けて渡仏する。
また、パリで刊行されている雑誌でも作品が紹介されたそう。
作品たちは遥か遠くの国で、国内とはまた違う“出会い”を経験することだろう。
「ART INPUT」展に向けては、和装の艶やかな姿など、「色々な女性像を描いてみたいです」と話してくれた。
会場へは中崎町を散策する外国人観光客がしばしば立ち寄るということもあり、和のテイストを取り入れた作品でもてなしたいと考えての事だそうで、華やかで晴れやかな展示になりそうである。
取材の最後に、sakuraに次のような質問を投げかけてみた。
Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。
sakura：乗り越えた、とは思っておりません。今を楽しむ、ワクワクするような、真心を持って向き合うことですかね！！
（取材/執筆：大石）
sakuraの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
ART INPUT2025を、どうかお見逃しなく！
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Instagram:＠namazu_sakura_
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《 sakura プロフィール 》
はじめまして、sakuraと申します。
愛と平和をテーマに、一人一人に寄り添い愛、誰かのこころに明かりを灯せたら、そんな様な絵を模索しながら、旅を続けています。愛というのは、悲しみ、苦しいこと、嬉しいこと、びっくりする様なことあると思います。時に柔軟に受け止められない時もありますが私もあなたも誰かのかけがえないあなた、私であること、忘れたくないです。宜しくお願い致します!お時間頂き幸せです
