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AMELA in ART INPUT 2025


会期:2025年3月13日(木)~3月16日(日)

会場:Gallery IYN


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兎の絵
「 若かりしあの頃 」

 


絵を描き始めた高校生の頃、まずは抽象的な感情表現に取り組んだAMELAだが、二年生からは自然界や、そこに生きる生き物の美しさなどを主題とすることが多くなったそう。

きっかけは美術の授業で、芸術家を一人ピックアップして調べることになり、画家・浅井裕介の作品を知ったこと。

象徴的に描かれた動物たちの姿に刺激を受けた他、彼の作品から連想されるアボリジナルアート(オーストラリアの先住民ゆかりのアート)にも関心を持つようになったそう。

その頃は油絵の具を主に使っていたが、最近では、同様にくっきりとした色調を出すことの出来るアクリル絵の具やポスターカラーを愛用しているそうだ。

AMELAには、そうして描かれる“エスニック風”絵画の描き手という一面とは別の、もう一つの顔がある。

カートゥーン風のタッチで描かれたオリジナルキャラクターも生み出しているのだ。

ふとした思いつきで1~2年程前から描くようになった“オレンジうさぎ”達は、その作風に相応しく輪郭線や色面をくっきりと強調するために、デジタル手法が用いられている。

主人公のリック・キャロルだけで寂しかろうと、妹のエイミー生まれ、それからリックの友人たち、エイミーの友人たち・・・と仲間がどんどん増えていった。

今後も少しずつキャラクターを増やし、いつか漫画的な表現にも取り組めたらと、漠然とではあるが計画中であるという。




Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。

また、何故その作品をお選びになりましたか。


AMELA:1番だと思うのは『アフリカゾウ』です。

アフリカゾウの王者的存在感や美しく残酷な生死を表現出来たかなと思っています。

アフリカゾウが生息している地域にある動植物も少し描いています。


象の絵
「 アフリカゾウ 」

物心がついた時から生き物が好きで、昆虫採集に夢中だったという程の虫取り少年だったというANELAは、無意識の内に自然界の美によって、その感性を磨かれていたのかもしれない。

生き物に限らず植物を含め、自然の中で生きている姿や色彩・・・

言葉では表すことが出来ず、また人間には持ち得ない美しさが、彼の心を魅了しているのだそう。


自身の代表作である「アフリカゾウ」は描いていてとても楽しかったと其の制作期を振り返り、また梟も特に好んでいる動物のひとつで、「凛々しさもありながら愛らしいフォルムのギャップが堪りません」とのこと。

今後挑戦してみたい動物はあるかと訊ねてみると、「オウギワシとムカデです」と答えてくれた。

彼が描き出す動物たちの楽園は、これからも果てなく広がり続けていくことだろう。


描画にあたっての最近の拘りとしては、民族風の絵柄を描く際にはできるだけ形に囚われないようにするために、線画のような感じで植物や柄などだけで描くようにしているそうだ。




Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。


AMELA:一つのことを描くよりも色んな絵柄で色んなものを描きたい欲があるので、マルチで描いていこう!と決めたのは割と最近です。それまではこれでいいのかとかなり悩みました。

影響を受けたアーティストさんは浅井裕介さんです。中でも床から天井までびっしりと描かれた作品は当時(高校生)の私には無かった写術的ではない自然のまま自由に、木の根が張るような生命力にとても感動しました。


梟の切り絵
「 COFFEE TIME 」

基本的に絵筆を取るのは余暇だが、描きたいと思うものがパッと思い浮かんで、そのイメージで頭がいっぱいになった際には、AMELAは多忙な中であっても構わず、夢中で作品に向かっているのだそう。

「創作は、良い意味で“無”になれる時間だと思っています」 そう彼は語る。


そうして描いた作品を披露する中で、様々なギャラリー、たくさんのアーティストとの交流が生まれた。

その出会いのひとつひとつが、彼にとっては大切な宝物であるという。


今後の活動の展望については、対面でのグッズ販売や、YouTubeのチャンネル作成にも関心があるそうで、彼の描く動物たちは、これからあらゆる形で外の世界へと羽ばたいていくことだろう。


取材の最後に、AMELAに次のような質問を投げかけてみた。




Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。


AMELA:ある意味今現状が苦しい状況かなと思っています…

絵一本で仕事ができたら良いのですが、趣味から始めたことなので今のところお仕事に繋がるまでには至ってません。

ただ焦っても自分の歩幅に合わなくなって空回りするのは違うなと思っているので、わからないならわからないなりに色々やってみようという感じで今は楽しむことだけを考えるようにしてます。


(取材/執筆:大石)

 

AMELAの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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