- 2025年9月7日
- 読了時間: 5分
更新日:2025年9月24日
つり河 in 個性について考える 2025
会期:2025年9月25日(木)~9月28日(日)
会場:Gallery IYN
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大学受験に向けて、都心にある美術予備校に通っていた頃。
つり河は毎朝電車に揺られながら、ビル群の中へと進んで行く車窓の景色を眺めつつ、そうした光景とは全く真逆の自然を渇望する自分に気が付いた。
そこから、休日には人気の少ない田舎を探検するようになり、すると今度は都会の灯りを恋しくなる瞬間も幾度となく経験した。
かと言って、車が行き交う街中で生きることを望んでいるかと言えばそうでもないし、けれど大自然の中で生きることを想像しても、しっくりとは来ない。
いったい自分は世界のどこに立って暮らしているのだろうか・・・
そう考えたことを切っ掛けに、「ヒトとケモノのあいだ」という創作コンセプトが確立した。
現在は美術大学で更に学びを深め、自然と文明の狭間で生きる人間の立ち位置について思いを馳せながら、表現の探求を続けている。
主に岩絵の具を用いているが、アクリル画やデジタル画の他、陶土を使った立体作品にも取り組んでいるという。
Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。
つり河:鮮やかな色彩とギリギリまでデフォルメされた人体や生き物の形態が特徴的だと思っています。
特に目の描き方は鑑賞者の方からも「他に見たことがない」と言われることが多いです。

“100%の自然”というものはあり得るが、この地球上には“100%の文明”は存在しないらしい。
どんな街中にも人間にはコントロールできない領域があり、人間は自然の中で運良く生き残っているだけであるようだ。
つり河は、作品の着想を得るべく自然と文明が交差する場面を探しに出掛ける中で、そうした見解を持つに至った。
どんなに文明が発達しようとも、人類は自然と切り離しては存在し得ないだろう。
けれども、文明が自然環境に様々な影響を及ぼしてしまっていることも確か。
創作を通して文明と自然の関係性について考えれば考える程「この先、どう世界が変わっていくのか。気になる点ではあります」
そう彼女は話してくれた。
浜辺の散策が趣味であり、海や山などの自然も大好き。
それと同時に、都会の高いビル群を眺めたり、高速道路を車で走る快感も知っている・・・
両者の間を揺れ動きながら作品のイメージを膨らませると共に、漫画を読んだり食事を作ったりと、創作から離れる時間もまた大切にしていると、つり河は語る。
そうしたひとときにこそ、やる気が湧いてきたり、新しいアイディアが浮かび上がることが多いのだそうだ。
Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。
つり河:自分の「好き」を大事にしようと思い、その時その時の好きなものや好きな景色を好きなように描けるアーティストになることを目指しています。
絵画の他にも立体作品や巨大な壁画など色々な表現方法を模索して自分の世界を広げていきたいです。

学び舎では教員から手厳しい指摘を受けることも多々あり、「本当にこれで良いのだろうか」と、自らの目指す道に疑問を持ってしまうこともしばしば。
その度に つり河を励ましてくれるのは、これまでに沢山の人が送ってくれた、作品への好意的な言葉や感想の数々。
それらを読み返して元気を貰い、また美味しいご飯を堪能し、しっかり睡眠をとって、もう一度歩き出す活力を取り戻すのだそうだ。
あたたかい応援に支えられて、彼女はこれからも自らの道を力強く邁進していくことだろう。
「個性について考える2025」での展示品は、陶土作品や、石に描いたドローイング作品が中心になる予定である。
「土をこねて一から作り上げた作品と、自然が作り出した形に一手間加えた作品という似ているようで違う二種類の作品の表情を楽しんでいただけたら嬉しいです」とのことで、是非それぞれの趣にご注目頂きたい。
取材の最後に、つり河に次のような質問を投げかけてみた。
Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。
つり河:私の生まれ故郷は丘陵地帯で坂が多く、高台からは山が見渡せる景色の良い街です。そのせいか幼い頃より地平線や水平線への憧れが強くありました。また自然もほどよく残りつつ人工的なインフラの整備もされたような場所だったので、自然と文明の交錯する様子を眺められる場所でもあり、作品や価値観に大きく影響を与えていると思います。
(取材/執筆:大石)
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Instagram:@tsurikawa373
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《 つり河 プロフィール 》
つり河 tsurikawa
2021年に青山での初個展""Naked""にて活動開始
「ヒトとケモノのあいだ」を主題とし自然と文明両方に対する畏怖をさまざまな表現を通じ模索している。






























