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更新日:9月24日


Tomoko in 個性について考える 2025


会期:2025年9月25日(木)~9月28日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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鹿と猫の絵
「戯れ」

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。



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Tomokoと油絵の出逢いは、高校生の時。

美術部の活動紹介で、初めてその手法を知った。

画用紙ではない、キャンバスという支持体が魅力的であり、油絵ならではの透明感や色の深みにも心惹かれたそうだ。


現在は油絵と水彩色鉛筆の混合技法を用いており、、様々な動物の姿が草花と共に描き表されている。

動物の家族の繋がりを表現するにあたっては、ぬくもりや愛情を意味する花言葉の花を添えて。

また、自然界の食物連鎖を表した際には、その実を野鳥に食されることでより遠い場所で新たな種を芽吹かせるウメモドキを選んでみたり・・・

画中に漂う淡い空気の中には、生命への畏敬の念と共に、作者の愛情と優しさが溶け込んでいるかのようだ。




Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。


Tomoko:動物と植物を組み合わせて、モチーフにし、作品を制作していること。油絵の具を使用しているのですが、作品自体、艶を出さず、淡い色合いで油絵っぽくなく、日本画っぽい仕上がりに制作していること。

また、水彩色鉛筆を使用して色を溶かしながら描いたり、部分的にマチエールを作って質感を出しているところだと思います。


クマの絵
「冬日向」

専門学校生時代、動物と植物を画題とするアーティストの作品を展覧会で目にしたTomokoは、そこに己の進むべき道筋を見出したのだそう。

以前から好きな動物をモチーフに、自分なりに作品制作に取り組んでみようと。


また、その頃に独自の描画技法も確立した。

絵の具を画溶液で薄く希釈する手法を好んでいた彼女が直面していた課題は、如何にして画面に厚み持たせるかということ。

教員からのアドイスを受けて下層に色鉛筆を用いるようになり、そのタッチの重なりによって土台から密度を上がるようになったそうだ。

絵の具単独で描く場合より色の濁りも少ない。

こうして、淡いながらも描かれた動物たちの存在感がしっかりと際立つ、Tomokoならではの作風が誕生したのである。




Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。


Tomoko:作品そのものではなく、その背景にあるメッセージ性や思い、世界観、価値観を作品を通して感じてもらえる。また、鑑賞者の心を動かし、さまざまな感情や感動を引き出せる作品を制作することを目指しています。

表現者として、個展を開催し、もっとたくさんの方に作品を観ていただけるよう頑張っていきたいと思っています。


猫の絵
「 つながり」

描かれているのは動物たちの世界だが、暮らす環境が違えども私たち人間もまた動物の一種であり、彼等の生きる姿からは、全ての生命にとっての普遍的なテーマが感じられる。

以前、展示会場でTomokoの作品を前にした来場者が、画中のヤマネコの親子の姿に自身の育児体験が思い返されると話してくれたことがあった。

そうして自分の記憶を投影して鑑賞してもらえることがとても嬉しかったそうで、自分たちとも繋がりのある世界として感じてもらえる作品になるよう、彼女はこれからも心を込めて動物たちを描き続けていく。


「個性について考える」展では、飛び切りの笑顔を見せる猫の絵が目玉作品になる予定だ。

一般的に動物は人間と比べて表情が読み取りにくいと考えられており、人間の目には無表情に映る場合も多いが、中には驚くほどに表情が豊かな種族や個体もある。

動物の世界にも、こんなにも素敵な笑顔が存在するのだということを伝えたい。

その愛らしさを絵を通して知ってほしい・・・そんな思いから描かれた一点であるという。

是非その笑顔と出会うために、会場へ足をお運び頂きたい。


取材の最後に、Tomokoに次のような質問を投げかけてみた。




Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。


Tomoko:作品制作の際、動物や植物をモチーフにしているのですが、私の中で自然の美しさや儚さ、生き物たちの豊かな表情がとても魅力的に感じることが多いです。それは田舎の自然豊かな暮らしの中で過ごしているのが影響してると思います。

様々な環境が変わっても自然豊かなところは変わらないで欲しいなと感じています。


(取材/執筆:大石)

Tomokoの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

個性について考える を、どうかお見逃しなく!


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《 Tomoko プロフィール 》

動物と植物をモチーフに自分が魅力的に思ったものを描いています。

 
 
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