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更新日:6 日前


tominasu in 個性について考える 2025


会期:2025年6月19日(木)~6月22日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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「 うさぎと朝活 」
「 うさぎと朝活 」

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。






自分の毎日を、延いては人生をも大きく変えてしまうような運命の出会いがあるとしたら、tominasuと なすび の会遇は正にそれだった。

それまでは動物に然程関心はなかったのだが、友人が飼い始めたことから兎と触れ合う機会を得て、突如彼女の胸に「私も兎を飼いたい!」という思いが湧き上がった。

駆り立てられるように近所の専門店に赴き、そこで垂れ耳が特徴的な品種のホーランドロップに一目惚れをする。

それが、なすび だった。


共に暮らすことで癒しを与えてくれるだけでなく、なすび はtominasuに絵を描く喜びを教えてくれた。

幼い頃の遊びとしてお絵描きに興じたことはあったものの、成長と共に描く機会もなくなり、描きたいという思いも特段なかったのだが、なすび と出会ってからは、その愛しい姿を描かずにはいられなかった。 言うなれば、なすび が彼女に絵筆を取らせたのである。


デジタル手法を用いていはいるが、手描きの作品に感じられるようなぬくもりが宿るようにと心掛けており、見た人がクスッと笑顔になれるような、そんな癒しの作品を世に送り出せたらとtominasuは考えている。

そして、その小さな癒しが積み上げられていくことが、平和へと繋がっていったなら・・・そんな願いも込めて、 なすび とその仲間たちを描き続けているのだそうだ。




Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。


tominasu:見てくださった方々からは「ほっこりする」「癒される」「ワクワクする」と感じていただくことが多いです。

絵だけでなく、イラストの中に添える手描き文字や、イラストに込めたストーリーも「セットで可愛い」と言っていただけることがあり、

その特徴を活かして看板やジャケットデザインなども手がけさせていただいています。

色や形だけでなく、言葉やストーリーを用いて絵の世界観をつくることが、私の作風の個性かもしれません。


「 うさぎと美容day 」
「 うさぎと美容day 」

「個性について考える展」で披露する複数枚のポストカードサイズ作品には、兎を通じて知り合った仲間たちの愛兎が、なすび の仲間としてたくさん登場する。

作品群の全体を見ると、彼等がクリスマスを楽しむ様子が浮かび上がるという構想だ。


プレゼントへの期待に胸を弾ませながら過ごしたクリスマスの思い出は、大人になった今もtominasuの心の中に鮮やかに残っている。

その特別なイベントを謳歌する一匹一匹の姿から、それぞれの兎の個性を描き出せたらと考えているとのこと。

それらの作品が壁いっぱいに並べば、見応え充分、愛らしさたっぷりになること請け合いである。


誰しもが其々に個性を持っていて、どの個性も全て愛おしい。

そんな掛け替えのない個性が集まって地球は成り立っているのだということを、兎たちをで表現できたら・・・

そんな思いを込めて、制作に取り組んでいるそうだ。


一枚一枚をじっくりと鑑賞するも良し。全体像を楽しむも良し。

是非とも会場で、ご堪能頂きたい。




Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。


tominasu:正直、、、これといって何か目指してきたアーティスト像があるわけではありません。

絵を描き始めたきっかけは、大好きな愛兎「なすび」ともっと一緒に過ごしたい、そんな純粋な気持ちからでした。

「なすびを見てるだけで生きていけたらいいのになぁ」「四六時中一緒にいられたらいいのになぁ」と思いながら、自然と絵を描くようになりました。

今後も、「こうなりたい」という理想というよりは、

自分の描いた作品を通じて身近な存在への愛しさや、命のぬくもりが伝わっていくことがあれば、それが何よりの喜びです。

そして最終的には、「死ぬ時にニコニコして死ぬ」。そんな毎日を積み重ねられたらいいなと思っています。


「 絵本「幸せの贈り物」表紙 」
「 絵本「幸せの贈り物」表紙 」

最近はただ描くだけでなく、アニメーション制作にも着手しているそうで、動きを加えることで画中の なすび や仲間たちに命を吹き込まれたように感じられて、それがとても楽しいのだとtominasuは語る。

他にも、3Dについて勉強してみたり、パンチニードルに挑戦してみたり、立体表現にも意欲的であるようだ。

これからの発展が、増々楽しみである。


また、兎以外の仲間も徐々に増やしていければと考えているとのこと。

以前、故郷でよく走っていたウリボーを描き入れたことがあったが、こちらもまた登場させたいし、あれこれ動物について調べていると「この子も可愛い、描いてみたい」と次々描画対象候補が増えていくのだそうだ。

なすび と出会わなければ、こんな風に動物たちに心をときめかせることもなかっただろう。

なすび が居るからこそ現在のtominasuが在る・・・そう言っても過言ではない。


取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。




Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。


tominasu:故郷は、自然に囲まれたのんびりした場所でした。

田んぼ横の川辺にしゃがみこんで、膝の上にノートを広げ…

こっそり宿題を片付けつつ、飽きたらノートの隅に落書きを添えたり。

お気に入りの音楽を聴きながら、馬鹿でかい声で歌ってたらテンションも上がってきちゃって、その辺の道で踊ったり走ったり。

そんな毎日を過ごすうちに、子どもながらに心のどこかで、

「私にできないことなんて無い!」

と、本気で思っていました。

おそらく、そんな自由で…そして自信たっぷりに過ごす時間の中で「工夫して楽しむ」クセが身につき、今の創作にも、そのクセがちょこちょこと顔を出してくれてるのかもしれません。

それと姉妹4人で毎日、色んな遊びをして、喧嘩して、仲直りして...と、笑っていたあの時間も、

きっと、私の心の土台になっていると思います。

大好きなこの故郷は、今も帰るたびに心がほどける場所です。

これからも、姉妹たちが集まる秘密基地のような場所として、ずっと残ってほしいなと感じています。


(取材/執筆:大石)

tominasuの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

個性について考える を、どうかお見逃しなく!


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《 tominasu プロフィール 》

tominasu / ゆるく生きるクリエイター

うさぎが好きでうさぎの絵を主に描いてます


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