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更新日:5 日前


みとみかん in 個性について考える 2025


会期:2025年6月19日(木)~6月22日(日)

会場:Gallery IYN


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野営をする可愛い単眼の生き物
「 野営 」

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。

※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。






物心がつく頃には既に絵を描くことが大好きで、振り返ってみれば みとみかん の毎日には常に創作キャラクター達が寄り添ってくれていた。昔も今も、制作に際して最も重視しているのは、キャラクターの魅力を最大限に引き出すということ。現在、代表キャラクターとして定着している“ぬいちゃん”は、2019年頃から描き始めた単眼の不思議な生物で、正式名称は「ヨウカンぬい」。彼等は魔法の力で動くぬいぐるみで、片目を隠す長い銀髪がトレードマークの“しらたきくん”という青年と一緒に暮らしている。

彼等の姿を描くに際して、その時々の気分やテーマに応じてデジタルイラストで表現することもあれば、アナログ画材を用いることもある。

近頃はコピックマーカーと共に万年筆用インクも愛用しており、支持体の紙が変われば発色も異なることから、紙選びにも拘っているのだそう。




Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。


みとみかん:まず「かわいい!」と言われることがほとんどです。他には柔らかい・やさしい・癒やされるといった評価をされることが多いですね。刺激が強い表現や主張をあまりせず、穏やかな雰囲気を大切にしています。

ダークなテーマの展示に出展したこともありましたが、仕上がりは不思議とまろやかになりました。マイルドにしようと思う力が無意識に働いているのかもしれません。自分では七草粥やお雑炊みたいだなと思っています。おなかにやさしくて栄養があるイメージです。


野原で寝転ぶ三人
ぼくだけおきてる

言葉で表すことの出来ない微妙なニュアンスを、絵なら表現することが出来る。

密接ではないが疎遠でもなく、親友と呼ぶには距離があるかもしれないが、心が通い合う点もあり居心地の良いような・・・

友情と一括りにしてしまうのも何かが違う、そんな人と人との関わりについて近頃は思いを馳せることが多く、自ずとそうした事柄が作品の内容にも反映されていると、みとみかん は語る。

昨年開催した初個展「なんとなくいっしょにいる」のテーマが正に其れで、今後も形容し難い繋がりや絆といったものを、キャラクター達の交わりを通して、彼女は探求し続けていくことだろう。




Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。


みとみかん:「作品も作者も好き」と言われるアーティストを目指しています。

ただ、すべての人に好かれることは難しいですし、コミュニケーションや言葉の選び方で失敗したと感じることも少なくありません。せめて作品をみて興味を持ってくれた方々をガッカリさせたくないな……と思っています。

自己主張はする方で、伝えたいことはたくさんあります。ありのままの自分はそのままに、伝えたいことをどう伝えるかをいつも考えています。言い方がまずくないか、表現に不適切な点がないか、悪い意味で誤解を招く表現をしていないかを特に気にしています。

今後は、いま住んでいる場所や、学生時代に住んでいた京都、関西と同じくらい知り合いが多い関東でも作品を発表できる機会をつくりたいと思っています。ギャラリーの展示も楽しいですが、カフェや地域のイベントなどで作品を発表できたらもっと楽しそう。在廊もできる限りして、いろんな出会いを楽しみたいですね。


UFO
「 世話焼きゆーふぉー 」

「個性について考える展」では、ぬいちゃん や しらたきくん よりも以前に描いていたキャラクター達も改めて披露する予定であるという。

学生時代、社会人になってから、展示活動をするようになってから・・・

それぞれの時期に生まれたキャラクター達は自ずとその傾向や特徴も異なるが、どの段階のキャラクターも現在の自分へと続く大切な存在だ。

これまでの創作を振り返り、向き合い、そして新しいスタートを切る。

そんな節目の展示になりそうだ。


取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。



Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。


みとみかん:自分が育ったところは、「まずはやってみよう」という気持ちを大切にするところでした。そのような考え方が、ものづくりのまちや有名な起業家の誕生につながったと言われています。

振り返ってみると、自分の創作活動の中でも「面白そうだから、まずはやってみよう」から始めることが多いように思います。いいものを作るためにこだわり抜くのも、ものづくりのまちで育ったからかもしれません。


(取材/執筆:大石)

みとみかんの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

個性について考える を、どうかお見逃しなく!


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《 みとみかん プロフィール 》

求人広告制作のバイトをしながら、イラスト中心に活動中。

20世紀のアニメ・特撮・ゲームが好きで、

アニソンDJとしても活動しています。

ミニ額サイズ、ミニ色紙サイズ、正方形サイズなど小さな作品をよく描いています。

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