- yuko Oishi
- 9月7日
- 読了時間: 3分
更新日:9月24日
とけた何か in 個性について考える 2025
会期:2025年9月25日(木)~9月28日(日)
会場:Gallery IYN
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独学でデジタルイラストを描き始めた2023年当初から、とけた何か が一貫して描き続けているモチーフ。
それは、その作家名にもなっている謎の生命体だ。
彼等が何者であるのかは、作者自身にもわからない。
ただ、脳裏に浮かんだ彼等の姿を、構図も色彩もそのままに描き写すのみ。
その創作スタイルは、これからも変わることはないだろう。
描き手によって意図的に動かされるのではなく、無為自然に画中に佇む彼等だからこそ、そこに得も言われぬ魅力と趣が感じられるのかもしれない。
Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。
とけた何か:同じ配置や構図で描き続けるというのが苦ではないので、背景の色やデザインが違う同じ構図の絵が多いことです。

複数体いる“とけた何か”を見分けるポイントは目の形。
けれど、体の形は描くごとに変わるそうで、同じ個体であっても登場する作品毎に雰囲気が変わるようだ。
また、デザインや配色の作例を見て過ごすことが多いという作者の目に止まったもの、心に残ったものの中へ“とけた何か”達は入り込んでいく。
水は法円の器に随うと言うように、その時々の作者の関心対象に合わせて自在に姿を変え、その型の中へと自らを嵌め込んでくれているようだ。
Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。
とけた何か:特に夢とかはありませんが、自分の続けられるペースで創作活動を続けていきたいと思っています。

「個性について考える」展での見所は、作者が作り出す様々な作品のバリエーション。
自分で撮影した写真を使った作品、イラスト入りの作品など、作品毎に与えるバラバラな印象こそが自身の持ち味であると考え、何にも縛られることなく自由に作成した作品たちをスペースに並べる予定であるという。
「その中に、見てくださった方の好きなものがあれば良いなと願っています」
そんな気持ちで展示に臨んでくれるそう。
取材の最後に、とけた何か に次のような質問を投げかけてみた。
Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。
とけた何か:故郷が、空の青さや雪の白さなど自然が持つ色をたくさん見れるところだったので、青や白は絵に出てくる回数が多いかなと。たまに実家に帰った時、見える空の広さや流れる空気が今の住処と違うのを強く感じ、実家に帰ることはリフレッシュの意味でも大事にしようと思っています。
(取材/執筆:大石)
とけた何かの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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《 とけた何か プロフィール 》
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