- Kiko Amada
- 4月30日
- 読了時間: 4分
マル in 個性について考える 2025
会期:2025年6月12日(木)~6月15日(日)
会場:Gallery IYN
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人気アニメ「ラブライブ!」と出会って以来、マル は自らも可愛い女の子の魅力を最大限に引き出すイラスト作品を追求するようになり、画中の主人公が“メルヘンでかわいらしい女の子”であることを何よりも重視しているという。
彼の手から、これまでにも様々なキャラクターが生み出され、最近も新たな少女たちが仲間に加わった。
ゆめちゃん、うつつちゃん、まほろちゃんという名の三人娘は、「夢か現か幻か」という言葉に着想を得たのだそう。
ふとしたキーワードからイメージが湧き上がり、デザインを考え、プロフィールも決めていく・・・
その工程は心躍るひとときであるという。
「個性について考える」展の会場でタッグを組んで来場者を出迎えてくれるのは、うつつちゃんと、ミルク大好きみいこちゃん。
二人は、「不思議の国のアリス」とメイド服を組み合わせた出で立ちで描かれる予定だそうだ。
Q1.あなたの作風において、個性的だとご自身が感じておられる点、または鑑賞者の方から個性的と評価される点について教えて下さい。
マル:個性的だと感じている点を改めて考えてみると結構悩んだのですが、強いて言うなら「パステルカラーを基調とした柔らかく温かい絵柄」かなと思います。
明確な強みを自信を持って言えるようにもっと絵柄の研究をしていきます。

兎に角、少女たちの愛らしさが際立つように・・・
輪郭線も、また着彩面も固い印象にならないよう、アナログのような風合いになるよう意識をして描画に臨むのは、マルのこだわりの一つ。
また、全体的に淡いパステル調の色彩を用いていることからも、少女たちの純真無垢さ、天真爛漫さが伝わってくるようだ。
表現力を更に高めるために彼は、目指す方向性が合致するクリエイターを見つければ、積極的にその手法を自らの作品にも取り入れている。
実は、最近は画力が伸び悩んでしまっているのだそう。
だからこそ「様々な人の技術、また作品を参考にして絵柄のアップデートすることに力を入れていきたいです」と、マルは今後の意気込みを聴かせてくれた。
Q2.これまで、どんなアーティストを目指して創作をして来られましたか。また、表現者として今後叶えたい夢や、近づきたい理想像について教えて下さい。
マル:誰かに小さな幸せを届けられるイラストを描ける人間を目指して絵を描いてきました。それは今でも変わることはありません。
叶えたい夢は好きなコンテンツにイラストで関わることやキャラクター、衣装をデザインする仕事をいただくことです。

ファッションは、身に纏う人が自身の性格や感性を他者に伝える、自己表現手段にも成り得るものだ。
キャラクターの個性を表すにあたって、服のデザインはとても重要である。
それぞれのキャラクターに見合った衣裳を考案するにあたり、マルはカタログ本を見ながらアイディアを練り、リボンやフリル、模様などを独自に加えることで、オリジナリティも追及しているそうだ。
特に好きなファッションアイテムはオペラグローブやニーハイ、タイツ、それからメイド服。それらを組合せ、アレンジし、これからもマル風ファッションはどんどん編み出されていくだろう。
取材の最後に、マルに次のような質問を投げかけてみた。
Q3.生まれ育った土地柄や環境があなたに与えている影響と、いま故郷について感じていることを教えて下さい。
マル:静岡生まれ静岡育ちなので毎日のように富士山を見て生活しています。日々移ろいゆく季節と共に違う顔を見せてくれる富士山に影響を受けて僕のイラストもさまざまな表情を見せられるように試行錯誤しています。
故郷については、静かで気候もほどよく過ごしやすい環境がイラストを描くにあたってぴったりだなと感じています。
(取材/執筆:大石)
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