鶴花 in GIFT2024
会期:2024年10月25日(金)~10月28日(月)
会場:Gallery IYN
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鶴花 経歴
・葉月いろどり芸術大賞
・令和5年新時代日仏友好親善大賞
・カルーゼル・デュ・ルーヴル
・ユネスコ本部(パリ)
・上野の森美術館 本館
縁起物とされる動物や草花などの図案を装飾的に取り入れた、中国発祥の書道アート“花絵文字”。
運気を運んで来てくれそうな、力強い色鮮やかな発色の作品が定番だが、「パワーだけでなく、癒しも与えられる作品を描きたい」と、鶴花が試行錯誤の末に辿り着いたのが独自の花文字“鶴花文字”である。
嘗て、鶴花は家族と共に花文字アートに勇気づけられ、大きな力を貰ったことがある。
まるで その恩返しをする様に、花文字作家となった彼女は多くの人のもとへ、穏やかで優しい鶴花文字を届け続けている。
受け取る人が笑顔になってくれるように、微力ながらも何か力になれるように・・・
一枚々々真心を込めて、彼女は今日も筆を執っている。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
鶴花:弟が30歳の時に、脳梗塞になり、その時に「花文字」を知りました。
花文字と言っても、色々な種類があるので、好みの花文字を探し、家族の名前を描いてもらいました。
文字の中に、縁起の良い絵柄を織り交ぜて描く花文字に、気持ち的にもかなり救われました。
その後、何年もしてから筆文字を習うようになり・・・いつか花文字を描いてみたいと思うようになり、先生を探し習いました。
落ち込んでいたり、悩んでいたり・・・悲しいことがあった時等、少しでも心のよりどころになってもらえたら嬉しいなと思い、お受取りになる方オリジナルになるような作品を作るようにしています。
令和6年能登半島地震の折、近所のスタジアムで開催された高校生サッカーの大会に石川県金沢市の星陵高校が出場していたことを、鶴花は翌日テレビで知った。
地震の影響で応援団が来る事が出来なかったが、関東在住のOBや他校のサッカー部員等が集まり友情応援を行ったという報道を目にし、「遅ればせながら、自分も何かできれば」と、彼女は筆に手を伸ばす。
また、ハンドメイドを得意とする母親も共に作業を開始。
校名の中に校章やユニフォーム、サッカーボール等が散りばめた花文字を、母が作ったストラップと共に学校へ贈ったところ、到着した日の夕方に監督から御礼のメールが届いた。
そこには部員たちの笑顔の写真が添えられており、「彼等の姿に思わず涙ぐんでしまいました」と鶴花は語る。
その後 別の番組で、石川県七尾市に暮らすウクライナ人僧侶の存在を知った際は、昨年に描いたウクライナ語で「輝く未来」を意味する作品を寄贈。
もともとはウクライナ大使館へ寄贈予定だったが、情勢が深刻化する中でウクライナへ運ぶことが難しくなってしまったのだった。
「私の手元に置いておくより、彼にこそ持っていてほしい」
僧侶の連絡先がわからなかったため、鶴花は番組内で彼が訪れていた七尾市の寺院・安泉寺に問い合わせてみた。
平和を訴え各地を周っているため僧侶は七尾を離れていたのだが、安泉寺住職が僧侶の身元引受人に連絡を取り、僧侶の帰還まで預かってもらえるよう話をしてくれたそう。
手間をとってくれた二人のためにも、彼女は作品も描いた。
こうして ふとした切っ掛けから様々な人との関わりが、鶴花文字を通して生まれているのである。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
鶴花:心が癒されたり、元気が出たり・・・ずっと作品をみていられるような作品をお渡ししたいと思っています。
展示に向けては、作品の前に立った時に、作品からのパワーを受け取ってもらいたいです。
私の作品の展示前はパワースポットになるような作品を展示したいと思っております。
「この人に鶴花文字を届けたい」という思いが次々に湧いてくるので、最近は展示に向けての作品に着手する間もない程だという鶴花だが、GIFT展のためになんとか時間を捻出する予定だ。
どんな作品を描くか、まだ漠然としたイメージしかないが、会場へ足を運んでくれる人が元気になってくれるようにと願いを込めて、運気の良い文字と装飾を選びたいと考えている。
「どうするかは未だ悩んでいますが、本年の干支にちなんで龍なども良いなと思っています」 そう彼女は話してくれた。
展示の準備を進めつつ、企業等から制作依頼を受けることもあり、そこに加えて多くの人のために作品も用意しているのだから、秋にかけて目まぐるしい日々が続くことだろう。
「商品としてちゃんと売れる作品なんだから、そんなに寄贈をしていては勿体ないのでは」と、人から言われることもある。
しかし「鶴花文字で応援したい」という自身の気持ちを相手が受け取ってくれて、喜んでくれることが何にも増して嬉しく、鶴花は今後も心の命ずるままに活動を続けていくつもりだ。
「作品を手にした人の笑顔に、むしろ自分の方が元気を貰っています」という彼女に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
鶴花:今の時代は、あまり手書きのものがなかったり、年賀状等も印刷や活字なので
さみしく感じるところがあります。
私も全部を手書きで描くのは難しいので、特に年賀状は手書きで一言書くようにしています。
作品と一緒にお手紙を入れると、とても喜んでいただけるので、手書きでできるものは手書きにしたいと思っております。
温かさがありますよね。
(取材/執筆:大石)
鶴花の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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