T.K氏/からす in GIFT2024
top of page


T.K氏/からす in GIFT2024


会期:2024年4月4日(木)~4月7日(日)

会場:ART STORE IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

展示作品の中でお気に入りのものを見つけたら、LINEで簡単に購入が可能!

お友達登録をお済ませ頂き、作品名と作家名をご明記の上「購入希望」とメッセージを送るだけ!

スタッフが迅速に対応し、作品の詳細や購入手続きのご案内をいたします。

独創的で、素敵なアートをもっと身近に・・・

新しいショッピング体験を、どうぞお楽しみください。





棺とセーラー服の少女の絵
「 #HattersBD キャラ立ち絵 」

T.K氏/からす 経歴


・2011年-Nintendo3DSうごくメモ帳にてデビュー。オリジナルキャラクターを描き始める。


・2017年-Twitterにて活動開始(現アカウント)


・2022年6月-AAA Gallery主催グループ展『人外の世界展Ⅶ〜ヒトナラザルモノ〜』出展

同年7月-Galley IYN主催グループ展『青と藍の境界線2022』出展


・2023年3月-Gallery IYN主催グループ展『天使と悪魔』出展

同年7月-AAA GALLERY主催グループ展『Blue展 2023 vol.3』出展


・美術科高校を卒業。現在は美術大学で彫刻科を専攻。



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。














イラストレーションに漫画、小説に動画作品・・・様々な表現手段を用いて、実に多様なオリジナルキャラクター達に T.K氏/からす は命を吹き込んでいる。

彼女の頭の中では、今までに生み出したキャラクター達やまたアイディア段階のキャラクター達が入り乱れては、自由に会話をしたり動き回ったりして、彼女の創作意欲を刺激するのだそう。


キャラクターの性格や動向にリアリティーを与えるには、作者がキャラクターの持つ嗜好や知識を共有する必要がある。

T.K氏/からす は非常に探求心が旺盛で、例えば珈琲が好きなキャラクターを描く際には、珈琲の魅力を知るために、歴史から種類まで徹底的に調べ上げる。

創作のためにキリスト教に関する書籍を読み漁っていた時期もあれば、医療器機について調べたり、京文化について学んだこともあった。

現在は、チーズソムリエの資格を勉強中で、様々な特色のチーズになぞらえてキャラクターを生み出しているのだそう。


魅力的なキャラクターになるよう、内面を掘り下げるために知識を増やし、増えた知識によって、また新たなアイディアが湧いてくる・・・

寝ても覚めても・・・正に四六時中 創作のことを考えており、「創作のためなら何でもしたいし、実際していますね」と T.K氏/からす は朗らかに笑う。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


T.K氏/からす:絵を描くのは物心付く前から好きだったようですが、自分で一から全て生み出す「創作」を始めたのは小学生高学年の頃でした。当時に流行っていたNintendoの「うごメモ」と言う界隈で、ある人たちのオリジナルキャラクター(以下OC)を見て、「自分も描きたい」と思ったところから全てが始まりました。

私の創作は主に人外OCたちによるフィクションストーリーで、イラストや簡単な漫画/小説、動画制作まで広く浅く手を出しています。

絵の方は、どちらかというとアナログの方が得意で、よく使う画材はシャープペンかボールペン。絵の具とは中々仲良くなれません。

今までに5つほど世界を創って、約12年以上創作活動を続けています。

作品のコンセプトは徐々に固まって来るもので、高校生時代あたりから作風を少し変えて(ペンネームが2つある理由はここがキッカケ)、最近3年近くでやっと固まってきました。


鏡と和装の女性の絵
「 Sing in the...(漫画の一部) 」

イラストを描くに際して、T.K氏/からす はアナログとデジタルの両方の技法を使い分けている。


アナログで一番好きな画材はシャーペンで、幼い頃から紙とペンさえあればいつでも描画に没頭していた。

絵具の扱いは「トラウマものです」というぐらい苦手だそうで、着彩画はほぼデジタル画が主だそう。しかし、気分転換を兼ねて水彩を用いた「睡魔」などは思いのほか楽しく描け、絵具ならではの効果に面白さも感じたという。

彼女の表現の幅は、まだまだ広がりを見せそうだ。


デジタル画においては、光の三原色であるRBGカラーの特に青の発色を好んでいる。

また、何度も描き直しができることや、描いたものを部分的に縮小拡大ができることから、アナログ画以上に作品を自分の理想により近づけ易いのだとか。



Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


T.K氏/からす:そこが課題なんですよね....本当に

今まで純粋に「好き」と言う気持ちだけで描いていた私にとって「作品を通して何を伝えたいのか」と言うのは、探し始めたばかりのものです。

でもやっぱり、「この「好き」が伝われ...!」と言う気持ちはあると思うので、キャラクターに沢山詰め込んだ「好き」とか、選ぶ色の「好き」だとかの一つ一つを、是非ご覧頂きたいです。


給仕の女性の絵
「 夏の睡魔 」

ところで、いったい何故「T.K氏/からす」 という二つの名前を合わせた作家名を用いているのかと訊ねてみたところ、「からす」という名は中学生まで用いていたハンドルネームなのだそう。

思春期だった当時、学校での人間関係や受験への不安など、様々な葛藤を創作にぶつけていた。

高校に上がってから心機一転して名を「T.K氏」と改めたが、かつての名前への愛着と「中学生の頃の、ひたむきでまっすぐな気持ちを忘れたくない」という思いから「T.K氏/からす」 と名乗るようになったのだった。



現在 T.K氏/からす は、美術大学で彫刻を専攻している。

キャラクターは常に平面イラストを前提にして創作してきたため、立体物にするには不向きなデザインも多く、キャラクターと彫刻造形は自ずと区別しているそうだが、いつの日か彼等を立体で表現する可能性も彼女は否定はしない。

しかし当面は「漫画やイラストを主軸に、自身の世界観を広めて行きたい」とのこと。


自分の生み出したキャラクター達へ惜しみなく愛情を注ぎ、築き上げた作品の世界観を胸を張って披露する T.K氏/からす。

彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。



Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


T.K氏/からす:社会というか、これは自分自身の欠落だと思うんですけど、現実逃避しがちですね。この世の大部分が、自分の創作世界より素敵な世界ではないから。

身近な所にも面白いものはいっぱいあるので、嫌いではないんです。でも、もっと大きくて難しい「現実社会」に目を向けると「ちょっと...^^;」と言って逃げちゃいたくなります。向き合わなければならない、というのは分かるんだけどな...

この悪癖が私のコンセプトの一部になっていたりするのかな?なんて最近は思っています。


(執筆・取材:大石)

 

T.K氏/からすの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


T.K氏/からすのSNSも、是非ご覧ください。

instagram: @tkaras0718

Twitter (X): @TKaras0718

いいねやフォロー、ご感想メッセージ大歓迎です。


T.K氏/からすへのお仕事ご依頼、お問合せはX DMまたは下記アドレスまで

karasu0718t@gmail.com


「珍しい絵柄と青色を使うのが得意です٩( 'ω' )و」by T.K氏/からす



《 T.K氏/からす プロフィール 》

空想で創作するT.K氏と、思うがままに筆を振るうからすです。

アナログを中心に、デジタルも積極的に使う人外絵描き。

青と雨が好き。実はイラストよりもキャラ自体を描く方が得意。

bottom of page