たひぴよ in GIFT2024
会期:2024年1月25日(木)~1月28日(日)
会場 Gallery IYN
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たひぴよ 経歴
・子供の頃から絵を描くのが好きで、中学は美術部に入部し、高校ではコミック・イラストレーション部に入部する。
・仙台デザイン専門学校のメディアイラストコースで2年間デザインとイラストの勉強をする。
・専門学校卒業後、飲食や菓子販売がメインの会社に入社し、デザイン部でメニュー表や新商品POPのデザイン、イベントのチラシなどを作成する。
・会社に6年半勤め、病気で退社後、フリーランスとしてVTuber関連のイラストを中心にフリーランスとして活動中。
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
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「おジャ魔女どれみ」や「犬夜叉」などのテレビアニメが大好きで、アニメの絵を見よう見真似で描くのに夢中だった たひぴよ は、小学校高学年の頃にはオリジナルキャラクターイラストを描き始める。
また同時期に、お絵描き掲示板などインターネット上で、たくさんのクリエイターの作品に刺激を受けた。
始めてパソコンでの描画に挑戦した際は、デジタル画ならではの、レイヤーの入り組んだ構造から生まれる表現方法に驚いたという。
中高の部活動を経て、たひぴよ は専門学校で美術の基礎を学んだ。
その後、会社のデザイン部門で手がけた仕事もすべて糧にして、現在はアニメのセル画のような手描き感と、自身の個性を融合した画風を模索中だ。
アニメーター1人1人が精魂込めて描き上げ、インクのはみだしや擦れにも温もりが宿るのが、セル画の魅力であると たひぴよは語る。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
たひぴよ:80年代~90年代のアニメが好きなので、その時代のアニメの画風やセル画の質感をリスペクトしつつ、懐かしさと新しさの同居する私らしいイラストを描きたいと思っています。
幼い日に特に好きだった「アイドル天使ようこそようこ」のセル画を入手して現物を観察するなど、自身のデジタル画にセル画の良さを取り入れるべく、たひぴよ は意欲的に独自研究を重ねた。
次第に彼女は、セル画の落ち着いた色調とは異なる、彩度の非常に高いキラキラとした色味を好むという自身の彩色傾向に気付いていく。
自身の作風とセル画は相容れないのかと悩んだ時期もあった。
また、自身よりも高い技術でセル画の風合いをデジタル画で再現しているクリエイターも数多おり、表現者として嫉妬に駆られることもあるという。
だが、そんな葛藤を乗り超えて、むしろ自分の持ち味を生かしたいと考えるようになった。
お気に入りのアニメ作品や漫画作品からの影響の他、子供時代に一世を風靡したコギャルスタイルを絵に取り入れたり、彼女は幼い日からの嗜好を今もとても大切にしている。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
たひぴよ:「なんかこの絵、いいな」くらいの軽い感情でも持っていただけたらありがたいです。
そこからさらに、「この絵、なぜか目を惹かれるなあ」と細かいところまで見て貰えたら光栄です。
展示に向けて、今の自分なりにこれは良い!と思える作品を作りたいと思います。
自身の絵を見てほしい、鑑賞者に喜んでほしいという気持ちの裏で、たひぴよ は他者の優れた作品と比較することで自分を追いつめてしまったり、気分が乗らずに描けない間、SNSの更新ができないことがストレスにもなるという 。
創作活動は、アーティストの気持ちを高揚させると同時に絶望も与える諸刃の剣だ。
たひぴよ の描く少女たちの瞳からは、何事も綺麗事で誤魔化したりせず、良いも悪いもありのままに見据えるような、そんなまっすぐで力強い眼差しが感じられる。
表現者としての正の感情と負の感情、どちらも知る たひぴよ に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
たひぴよ:自分には一部の感情が欠落していると思うことがあります。
例えば、人がケガをしたり具合悪そうにしていても「心配する」という感情があまり無く、(具合悪そうだけど私にできること何もないしなあ)としか思わないことが多いです。
ただ、一応社会性は学んできたつもりなので「大丈夫?痛み止め持ってるけど使う?」などの声掛けはしますが・・・。
でも、人間どれか1つくらい欠落している感情があるのではないでしょうか。
(取材/執筆:大石)
たひぴよの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
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instagram: @tahipi_pi
twitter: @tahirikka
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《 たひぴよ プロフィール》
80~90年代アニメをリスペクトした、少しレトロ感のある華やかな美少女イラストが得意なイラストレーターです。
今回の展示では私の好きな「アニメーション」をテーマに作品を制作いたしました。