紫苑そらin GIFT2024
会期:2024年8月2日(金)~8月5日(月)
会場:Gallery IYN
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紫苑そら 経歴
2020年より「紫苑そら」として創作活動開始
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
※写真をクリックすると綺麗にご覧いただけます。
小学生時分、夏休みの宿題の中で、絵日記が苦手という級友が多かった。
しかし、紫苑そら には、それが何よりも楽しい宿題だった。
見聞きしたもの、感じたものを文章だけで表すことは苦手だったが、絵を添えれば、一日の出来事を詳しく読み手に伝えることができる。
絵日記・・・延いては絵そのものが、紫苑にとって自分の体験を誰かと共有できる特別な自己表現手段となった。
宿題以外でも、彼女は日常のふとした出来事や、家族と出掛けた旅行先の景色などを絵に描いては、家族や友人に見てもらっていたという。
我流で透明水彩や色鉛筆、時にコピックを扱うようになり、メモ書きのように日常を描き留めて過ごしていた紫苑。
絵をSNSに投稿をするようになったのは、大学生の頃。
身近な人だけに留まらず、多くの人に絵を発信することのできるこのツールに、彼女は強い魅力を感じた。
世間に向けて“発表”するということで、細々とした日々のスケッチから更に一歩踏み出し、イラストレーションとして作品を完成させるようになるのだった。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
紫苑そら:日頃から日記を書くのが大好きで
幼い頃に感じていた小さな違和感や不思議などを描き起こしたいと思ったのが創作活動を始めた経緯で
今もふとした時に思う少しの違和感や良い気付きを創作のコンセプトにしています
紫苑 の描くイラスト作品は、絵日記から形を変えた彼女の忘備録だ。
アスファルトの隙間に咲いた花や傾いた道路標識。新しい町とひなびた町が隣り合うミスマッチ感など、目と心に止まったものが作品の中に散りばめられている。
普段から少しの小さなことに目を配るよう心掛け、ちょっとした違和感など、胸にひっかかったものを感じたままに描いているという。
また、実家に暮らす妹が聞かせてくれた出来事から想像を膨らませて描くことも多い。
妹が見た景色はどんなものだったのか、何を感じたのかと、思いを馳せて筆を走らせる。
彼女の絵にしばしば登場するセーラー服の少女が登場は、妹がモデルであるそうだ。
空の色を海のようと言う人もいれば、海よりももっと薄い色だと評する人もいる。
そこに着想を得て、空に海洋生物を空で泳がせたり、淡水に住む生物を描き込んでみたり・・・紫苑の発想力は自由で、のびやかだ。
長らく愛用している透明水彩絵の具の魅力について訊いてみると、色と色の境界を作らないで描画ができるところが好きだと答えてくれた。
また近年は、ペンのハッチングによってモチーフをしっかり描き切ることにも挑戦しているのだそう。
線だけで濃淡をしっかり表現することで、重ねる色をより淡くすることができる。
「線と淡色を用いた技法を、今後は更に深めていきたい」と、彼女は意気込みも聞かせてくれた。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
紫苑そら:少し回答が難しいですね
正直、私の感じた事をそのまま書いているだけなので。
ただ、強いて言うなら私がGIFTで教えてもらった気付く大切さ、ありのまま感じる大切さを感じて貰えたらな。と思います
作品は、しっかりと集中できる時に描きたい。
仕事に追われる平日は、隙間時間があったとしても絵筆を取らないのが紫苑のポリシーだ。
その代わり、平日の空き時間は気になる景色を写真に収めたり、メモをとるなど、絵のモチーフ探しをして過ごす。
道端や家々の庭先に咲く花に見入ったり、季節毎の空気感を味わったり・・・そうしていると気持ちが穏やかになり、日々の疲れも軽くなる。
「絵という趣味に癒されて、助けられています」 そう彼女は話してくれた。
休日に制作に打ち込んでいる時も、ふと新しいアイディアが頭に浮かんでくることがある。
かつてはメモ帳、現在はデジタルノートの頁を、彼女は新鮮な閃きで埋め尽くしている。
それらを引き出し、組み合わせ、次はどんな作品が生まれてくるのか。今後の創作に増々期待したい。
現在のスタンスでイラストを描き続けることは勿論だが、紫苑はいつか創作の原点に立ち返り、日記形式の表現も発表できたらと考えているのだそう。
彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
紫苑そら:なにか違和感か自分にとって「違う」と感じた時に排除や嫌悪、距離を置いたりする事かな私含めてそう思います
自分と違うもの、こと、というのはやはり怖いもので
でも気付くことで得れるものがあるからこそ、私はできる限り受け入れて絵に取り込もうとしています
(取材/執筆:大石)
紫苑そらの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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「こんな夢見た。こんな夢に憧れる。などを描きます。依頼でなくても相談も可!ご気軽に相談ください!」by 紫苑そら