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since__1981__inspirationart in GIFT2024


会期:2024年3月21日(木)~3月24日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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絵画
「 HORIZON 」

since__1981__inspirationart 経歴


・2023年「LOVE展vol.2」出展(Gallery IYN)












※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。















時にはモノトーン、時には色とりどりのカラーペンを用いて、植物を装飾的に配置した細やな図案が美しい since__1981__inspirationart・ikumiのアート作品たち・・・

繊細でありながら力強い、密度のある描き込みからは、不思議なエネルギーが感じられ、まるで鑑賞者の目と心を引き寄せる引力があるようだ。


また、彼女は自身の作品画像とをコラージュさせたデジタルアート及びNFTも手がけており、緻密な描画表現とは異なる一面も見せてくれる。


どんな手法を用いても一貫しているテーマは、万物を包みこみ、また全てを繋げてくれる、人知を超えた大きな愛。

自身の弱さを見つめ、それを許し、また他人に対しても寛容に・・・

力強さと共に、優しさとぬくもりのある作品を生み出すikumiだが、表現を通じて自己を解放するまでには、長い苦悶の月日を過ごしてきたという。


如何にして深い悩みの淵から這い上がることが出来たのか、辿って来た道のりについて、彼女は次のように話してくれた。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


since__1981__inspirationart:❋創作コンセプト❋

→【愛の循環・愛を知る・自身に還る】

❋創作活動❋

→私は幼少期から絵を描くことが大好きで余白があれば所構わず絵を描いていました。それはまだまだ小さな幼少期、自身の身体(特に脚)を使ったりしていたことも。そしてそれはボールペンで脚に絵を描きその脚からボールペン、ボールペンから手へと振動を感じ五感で楽しみながら描いていました。

絵を描くと同時に同じく幼少期に両親が日常に流していた音楽も欠かせませんでした。父からは洋楽を教わり、母は80年代の音楽を教わり私にとって音楽=絵を描く事 はなくてはならないものになりました。

幼少期〜学生〜社会人へと大人になるにつれ、私自身というものが出せずに苦しんでいた時期(後に社会不安障害とわかります)になりを経て人との関係や自分自身に対して苦しんでいた時FBでフォロワーだったitsumi氏(instagram:@itsumitalk)に出逢います。

itsumi氏が立ち上げた女子だけのコミュニティグループ【DearGIRL】仲間達との出逢いで私は自身に目覚め今の創作活動へと繋がります。それは親子関係や、人間関係等。(心理的部分)でのメス自己対峙。自身と向き合いまだ癒えぬ苦しみに対して向き合った事で(親子関係、人間関係のトラウマ等)第三チャクラが開眼した感じ。そこから親子関係(自身の父親や自身の子ども達)そして自身のインナーチャイルドを癒やした事で、自身の先祖のバックグラウンドが見えそこから怒涛の如くInspirationがおり、感じたままの絵を描けるようになりました。



絵画
無題

共通の嗜好である音楽のことで話が弾むことはあったものの、威圧的な態度で幼いikumiを怯えさせることも多かった父。

また、生真面目な性格ゆえに、常識と信じる己の尺度を他者に押し付けがちにもなっていた母や祖母。

長女という立場もあって、ikumiは家族をはじめ周囲の人間の顔色を常に伺い、求められる立ち居振る舞いをしなければと、自分よりも他人の思いを優先して過ごして来た。


自分の心をごまかしたまま大人になった彼女は、押さえつけられてきた心をが限界に達して精神的に病んでしまった時期があり、他人とのコミュニケーションもままならない程であったという。

そんな時、絵は自分の心と向き合うきっかけを与えてくれた。

成長と共に段々と関心事が移り変わり、長らく絵から離れていたのだが、手慰みにと描き出して見ると、自然とペンが動いていく。

無心になって描写に没頭すると、それは瞑想にも近い感覚で、彼女が見失っていたものを取り戻す手助けとなったのだった。


その後、Diar GIRLとの出会いによって、ikumiは完全に呪縛から解放される。

トラウマと向き合い、心の患部にメスを入れて初めて、彼女は己のすべてを受け入れることができた。

ようやく、自分を愛せるようになったのだという。


また、様々な人生経験を経たことで、且つての家族の思いも汲み取れるようになった。


自分が感じ取れるようになった希望の光を、多くの人に届けたい。

悩み苦しんでいる人に伝えたい。

そんな思いが、いま ikumiを創作と発表活動へと駆り立てている。


アートとは彼女にとって、生きる意味を問い、そして見い出した愛を循環させる手段である。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


since__1981__inspirationart:❋皆さん一人ひとりが芸術だと思っています

一人ひとり感じる事は違います。

同じ答えは一つもなく、皆さんの中でまだ見ぬ【可能性】や【希望】等輝くものがあるはずだと信じています。

作品を通して当たり前ではないこの日常、そして一人ひとりの中に眠る【わくわく、希望、可能性】、人間社会では分からない自然界の世界、昆虫等小さな環世界など全てが素晴らしくて全てが愛おしくて、全てが【愛の循環】にあると【あなたの世界は素敵なことなんだよ】と伝えたいです。

一人ひとり自由に感じるままに。


絵画
2023年LOVE展出展作品【左→Navajo右→パッカーン!!!】

毎日欠かすことなく制作に向かっている彼女にとって、絵はイメージが湧いたから描くものではなく、ペンを持てば自然と浮かびあがるもの。

理屈や計算は一切なく、作品はすべて彼女の感性の純粋な結晶だ。


ikumiのアート表現に大きな影響を与えているのは、自身とは切っても切れない関係にあるという、幼少期から親しんできた音楽たち。

ボブ・マーリーをはじめとした70年代のレゲエを特に好み、それらは自分が生まれる以前の楽曲だが、聞いていると発表された当時の香りが直に感じられるような、自分がその場にいて生きて過ごしているような感覚になることがあるという。

また時代背景だけでなく、作り手たちの思いが胸に働きかけてくることもあり、音楽はikumiのインスピレーションの源である。



苦しみの果てに、アートという自己表現手段と心の安らぎを手に入れたsince__1981__inspirationart・ikumi。

彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


since__1981__inspirationart:現代社会に欠落していること

→【個性】を認めること

前ならえの同じ答えが正しいという判断

自分自身に欠落していること

→【自分がない】

昔から周りの相手の顔色を伺い、長子というのもあってか意見を伝える事が少なかった様にも思います。

それはいつしか大きな問題になり、対相手に質問を投げかけられても答える事が出来ません。【あなたは何をしたいの?何が言いたいの?YES MAN】でうまく自己プロデュースが出来ない事。

今でもまだまだ自分を見つけている途中です


(取材/執筆:大石)

 

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