狐羊和 in GIFT2024
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狐羊和 in GIFT2024


会期:2024年 3月21日 (木) ~ 3月24日 (日)

会場:ART STORE IYN


~会期中の通販購入について~


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ファンタジー系女の子イラスト
「 Merihenevolution 」

狐羊和 経歴


・トライデントデザイン専門学校マンガ学科主席卒業


・《桜吹雪》にて新時代日仏至宝藝術大賞受賞


・《雅やかな美酒》にて白鶴奨励賞受賞




※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。





















多感な時期に経験した事は、後の人生で大きな支えとなる。

これはこの時期にしか得られない、貴重で、大きな財産。

だからこそ大人になると「あの頃に戻りたい」と、誰しもが一度は考えてしまうのだろう。


狐羊和は、学生時代に触れたライトノベルから"少女達が様々な困難を生きる世界"に感銘を受けた。

次第に、自分自身でもそういった世界観を作り上げて、表現していきたいと思うようになる。


作中では、沢山の少女達が生き、様々な経験を積んでいく。

狐羊和の世界観も、彼女達の成長と共にまた洗練されていくのだった。



Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


狐羊和:創作コンセプトは、それぞれの世界を舞台に様々なキャラクター達が各世界で活躍をする群像劇です。現在のモチーフに至る最初のきっかけとしては、IYNさんからの初めて個展のオファーをもらったことです。それまでは作品数はあるものの、てんでバラバラと描きたいキャラを描くだけで、統一感がなかった。個展として出すにあたり、統一したテーマで出展しようとゼロから制作を始め、出来たのが第一作「妖娘百物語」。そこから次の世界、またその次の世界へと世界観を紡いで数年経ち、今に至ります。

また、活動を始めた経緯としては、イラスト自体は幼い頃から描いていましたが、一番のきっかけは中学の時、図書室に置いてあったライトノベル《杓眼のシャナ》の、いとうのいぢ様が描かれた表紙や巻頭カラー、挿し絵に一目惚れし、以降可愛い女の子を描いて行きたいと思ったのがオリジナルと活動を始めるきっかけでした。


美少女カードゲーム

「 オリジナルカードゲームプロジェクト Story of Miracle 」(ご購入はコチラ



個展をきっかけに、統一したテーマでゼロから自身の世界観を、作品として紡いでいこうと決めた狐羊和。

世界観を作り上げていく中で「自身の世界観をお客様に伝わりやすくするには?」と悩む日々。

その解決策の一つとして、小説を執筆をするようになったと話す。

専門学生時代、マンガ学科で学んだストーリーの建て方を学んだ経験から、起承転結を意識しながら世界観に深みを付けている。


狐羊和は創作に対する熱意が凄い。

それは日常においても表れており、アイデアの引き出しを増やすべく、一日に一度アニメを視聴するようにしているようだ。

制作をする際にはインプットしたアイデアを生かしつつ、自身の世界観をアニメーションとして頭の中で再生し「彼女はどういう口調なのか?」「役割はどういったものか?」と連想させながらイメージを掘り下げていると話す。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


狐羊和:自身の描くオリジナルブランドがより多くの人の心の琴線に響いていってほしいと思います。

夢だけで語れば、ライトノベル化して一般書店に売られるようになり、アニメ化、グッズ化と展開し、シリーズのどれかがヒット。1作品でもアニメ化される事が目標。

しかし、現実的な事を言えば、これらの夢を叶える為に自己プロデュースを続けていく事が大切だと思っています。現段階では発信力がなく難しい所。まず多くの方に愛され、受け入れてもらう必要があると考えています。その手段として、即売会などに参加し、企業の目に止まると良いなと思います。例えば同人ゲームとしての展開も面白そうですが、プログラミング等、作り方に関してはさっぱりで、身近にも出来る人がおらず厳しいと感じています。今はとりあえず、オリジナリティの魅力と自身の制作するオリジナルブランドとその世界観を、展示や販促を通して世界に発信していく為に、オリジナルグッズ制作を続けて行っていこうと思っています。


メイドとツインテールの美少女イラスト
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自身の作品が、より沢山の人へ届いて欲しい。

創作者であれば誰しもが願う事だが、狐羊和はその先の夢と目標を見据えながら、少女達の生きる世界を描き続けている。


自身にとってのヒロイン像とは、青春真っ只中な少女が様々な苦難を乗り越えていく様だと話す。

そんな狐羊和の作品へ読者からは、キャラクターの描き分け、独特の世界観ながらもしっかりと物語を感じるという感想が寄せられる。

即売会に参加した際は「クオリティが高い」と来場者から驚かれる事もあり、それらの言葉で努力が報われたと感じると言う。


「自身の世界観がお客様に伝わるようにするには?」と、常に分析と対策を怠らない狐羊和に、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


狐羊和:現代社会に欠落していると感じる事は、流行とメディアについて。まず流行については、まだやはり人々は世間の流行りに流されがち、世間がこれは良いと言えば皆それに従い、世間がこれはいまいちと思えば皆それに従う。

これは創作にも言える事で、創作とは世間の流行りに乗らなければ決して知名度はなかなか得らない。またただ流行りに乗っかるだけでは駄目で、時代を先読みし次は何が流行るかを考える。そうしなければやはり乗り遅れてしまう。でも本当にそれでいいのだろうか?そこに自分は存在するのだろうか?流行はTwitterにも言える事で、皆が良いと言ったものは皆いいねを押す。それはみんな流れにのりたいから。皆がいいねを押さないから自分も押さない。流れに取り残されるのは嫌だから。でもそれは単に流れにのっている訳ではない。流されているのだ。

世間はもっと流されるのではなく、個人個人がどう思ったか?を大切にするべきである。だから私は流行に捕らわれず自分の好きを貫きその事を伝えていきたい。

また、メディアについて。今、イラスト業界はある危機に陥っている。AIイラストの普及、AIイラストはこれまで時間をかけて描いてきた作者の血と汗と涙のけっしょうを意図も簡単に数分で作れてしまう。そんな代物。そして様々なイラスト講座などが普及し、専門学校などに通わなくても学べるようになった。ただそれに比べてイラストを必要とする場が少なすぎると感じる。これでは停車駅のないイラストレーターの満員列車だと私は思う。

このままでは供給だけが伸び、需要がまったくない時代が目に見えるようで、そこで追い討ちをかけるかのようにAIイラストが猛威をふるい、後にイラストレーターはいなくなるだろう。

イラストレーター育成を今後もしていくのならそれに見合った需要体勢も整えるべきである。それこそアニメイトなどに販売しているアニメ関連のグッズをアニメのタッチではなくイラストレーターに依頼したりするなどすべきである。それが出来ないのならイラストレーター育成や上手く描ける上達講座などもなくすべきである。

夢だけ持たせるのではなく、夢を叶える場も同時に増やしてもらいたいと願う。


取材/執筆:ヨシカワ)

 

狐羊和 の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


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instagram: @nagomikoyou

X(twitter): @Merievo

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