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藤林聚香 in GIFT2024


会期:2024年8月8日(木)~8月11日(日)

会場:Gallery IYN


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書道作品
「 生きる 」

藤林聚香 経歴


・日展会友


・ジャパンエキスポパリ招待出展


・雑誌「書の美」に論文「臨書と創作の関連性」を発表


・ルーブル美術館地下カルーゼル・デュ・ルーヴル「art shopping paris」招待出展


・イソメン倶楽部 ライ部〜壱〜揮毫




幼い頃から書に親しみ、高校で教鞭をとりながら、国内外で活躍をしている書道家・藤林聚香。

古典の研究に熱心で、なおかつ独創的な表現を探求している彼女は、近年は文字を書く支持体にまで趣向を凝らしている。

なんと、スケートボードに金箔や銀箔を貼った上に、力強くて流麗な文字を書き連ねているのだ。


書道とスケートボードという この異色な組み合わせは、なぜ生まれたのか。

きっかけは、嘗ての教え子との偶然の再会だった。

スケートボードの制作会社に就職したと報告を受け、その流れから「先生、一度スケートボードに文字を書いてみてや」と提案されたのである。


初めての試みに 上手く書けるかどうか半信半疑だった藤林だが、偶然にもスケートボードは書初用紙と同じサイズであったため、向かってみると難なくイメージが湧いたそうだ。

紙と違って湾曲もあり、墨も伸びにくいので工夫は必要だが、意外と相性が良い。

以来、藤林は次々と“スケートボード書道”作品を生み出し続けている。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


藤林:3歳から書を習い始めました。18歳ぐらいまでは「書写」に近いものがありましたが、大学に進学し今の師匠である吉川蕉仙先生に出会ってから、書の本来の表現の仕方や、奥深さを学ぶことになり、書写から、芸術の「書道」へとうまく移行できたように思います。創作するにあたり、自分自身が気をつけていることは、古典の香りがする「書」であること、骨太の骨格のある力強い「書体」であることです



書画作品
「 輝き」

恩師・吉川芭仙の教えの特異さは、手本を一切使用しないことだった。

自分で考え、感じ、己が良いと思った形で文字を認める・・・「書写」ではない自由な「書」に、学生時代の藤林は、自由さに心惹かれるよりも戸惑いの方が大きかった。

手本を用いて書かれた他のゼミの生徒の作品と並べると、自分の書はいかにも稚拙で、欠点ばかりが目についてしまう。

「手本さえあれば、私だってもう少し上手く書けただろうに」と悔しい思いをしたが、師は「自分で考えて書いたものだから、これが一番良いんや」と、藤林の作品を褒めてくれた。

誰の模倣でもない、自分だけの作品を生み出すことの大切さを学んだことは、彼女の書道家としての人生の礎となる。


とはいえ個性とは、まったくのゼロの状態から生まれるものでもない。

藤林は17世紀明の書家・倪元璐の文字を参考にしながら試行錯誤し、研究を続けて吸収したその書体を、30代にさしかかった頃にようやく自分の中に落とし込むことが出来たそうだ。


また、彼女は自然界の造形物と そのエネルギーからもヒントを得ている。

如何にして書くべきかと悩んでいた時期に、ふと目に止まった樹木の形状・・・寒風に葉を全て落とした枝々が、天に向かって力強く伸びている様は、骨格のしっかりとした文字のイメージに繋がった。

その日は激しい雨が降っており、強く打ち付けられても動じない樹木の屈強さが、自分の胸の内にある情熱と共鳴しているように思え、“自然の中で生かされている自分”に気が付けたことで、書に向かう際の心も定まったという。


古きに学び、自由な発想と感性を生かして、藤林は彼女にしか書けない表現に到達したのだった。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


藤林:何を書いているかではなく、文字本来の形から、心に響く何かが伝われば、そのように思います。言葉は読めますが、「感じる」こともできる!そんな書を皆様に見ていただき、感じとっていただけたらと思います。


書道作品
「 春爛漫」

初めてパリで作品を展示した際、異国の言葉、文字に魅力を感じて買い求めてくれる人の存在に、藤林はとても驚いたという。

文字とは、そもそもは意味を伝達するためのツールだが、その役割を超越し、感性に訴える力を持っている。

だからこそ海外の人も魅力を感じてくれるのだろうと、書道の素晴らしさを改めて実感したそうだ。


彼女の作品から日本に興味を持ち「一度訪れてみたい」と言ってくれた人もあり、そんなエピソードを授業で話したところ、幾人かの生徒が海外へ目を向けて進路を決めてくれた。


書道で、世界と繋がることができる・・・その可能性の大きさに、藤林は勇気づけられた。

実は当時、自分より下の世代の書家の少なさから、彼女は書の世界の未来を憂いていたのだそう。

書が世界にに通じる自国の文化であることを生徒たちに伝えられたことが、海外展示を経験した一番の収穫だったと言えるだろう。


外国で書道を教える機会もしばしばあり、生徒たちも同行させ、今後はより一層書道教育に力を注ぎたいと、藤林は後進育成への熱意を語ってくれた。

また、スケートボード書道だけでなく、壁面など大きなサイズの作品にも取り組みたいとも考えているそうだ。


今年もまた海外出展を控えており、充足した忙しさの中にある藤林聚香。

彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


藤林:現代社会に欠落していることは、「繋がり」じゃないかなと思います。また、互いに「認めあうこと」。認めあい、尊重しあうことで、深い繋がりへと導かれる、そう思います。自分自身で欠落していることは、どうでしょうか?自信の無さでしょうか。経験がまだ不足しているように思いますので、色々なことにチャレンジし、新しい世界に飛び込む勇気をもって、自信へと繋げていきたいと思います


(取材/執筆:大石)

 

藤林聚香の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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