長田秀敏 in GIFT2024
会期：2024年3月21日（木）～3月24日（日）
会場：Gallery IYN
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長田秀敏 経歴
・二科展出品
・2023年 「舞 POP JAPAN展」出品（Gallery IYN）
※写真は光調整などの加工をしております。
※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。
チラシやカタログ、ポストカード、商品パッケージ等々、長田秀敏はグラフィックデザイナーとして、約30年に渡りあらゆる種類の仕事をこなしてきた。
クライアントの要望に対して、「出来ません」「描けません」は禁句。
たとえ経験が乏しくとも、業界で生き残るためには、許される時間内で必死にクライアントの依頼に喰らい付いていくしかない。
それが出来なければ、廃業するしかないのだから。
どんな仕事にも果敢に取り組む中で、長田は様々な画風、技法を己のが物にしてきた。
また、デザイナーとして名を上げべく20代の頃から二科展へ出展するなど、、会社で受けた依頼作品以外でも自己研鑽を怠らなかった。
必要に応じて長田は、アクリルガッシュにパステル、水彩、墨汁などなど、どんな画材も使いこなす。そして一般的な描画材料だけでなく、それで求められる効果が得られるのなら、公園の土をモデリングペーストに混ぜたり、インスタントコーヒーで着色してみたりと、使えるものは何でも使う。
クライアントを満足させられるものが出来るか否か、それがすべて。
「何でも描けますよ」ときっぱりと言いきれる長田の自信は、これまでの弛まぬ努力が彼の血肉となっているからに他ならない。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
長田：日本人としてのアイデンティティを意識して、何が伝えられて何を効果的に伝えられるかを考えた活動をする。
オリジナルのイラスト作品を描く際には、長田自身がクライアントとなり、妥協を許さぬ厳しい目で己の作品と対峙する。
表現したいものの本質を、焦点がぶれることなく伝えるため、不必要なものは削ぎ落す。
そして、残ったモチーフの細部・・・たとえば人物の指先の向きにまで、徹底的に注意を払う。
最低限のもので最高の効果を得るための描画方法はこれで合っているだろうかと、突き詰めて考えた末に作品が生み出されるのである。
創作をする上で大切なことは、自分のやり方が間違っていないか、相応しい方法を選べているかを正確に判断すること。
世に、絵を志しながらも「才能がないから」と筆を折る人は数多いるだろう。
けれど、それは才能がないから上手く描けないのではなく、上手くいく方法を選択できていないだけではないか。
また、必要な鍛錬が足りていないだけではないのか。
試し得るすべてのことを試みた上でなければ、才能がないと断じることは出来ない筈だが、そもそも挑戦手段に限りなどあるだろうか？
「進むべき行動のために最善の行動をとることが、創作の結果になる」
それが、長田が今日まで貫いてきたクリエイターとしての信条である。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
長田：どんな形でも記憶していただき感じていただければ幸いです。
デザイナーの性として、長田は最短時間で最高の作品を生み出すという効率重視しを貫いてきた。
今後もその基本スタンスで制作に取り組むだろうが、一方で、とことんまで時間をかけて緻密に描き込まれた作品に惹かれる点もある。
そつなく描かれた絵にのみ、絶対的な価値があるわけではない。
たとえ下手であっても、注ぎ込まれた時間と作者の熱意によって、より鑑賞者の心に強く訴えかけてくる作品もまた確かに存在するのだ。
「そうした作品を、今後の制作活動の中で一度くらいは手がけてみたい」とも、長田は話してくれた。
長年の経験から、無数のモチーフと技法の引き出し持つ、デザインの世界の熟練工・長田秀敏。
そんな彼に敢えて、社会や自分や足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
長田：内容や手法に画一化されたラノベやコミック、イラスト等の傾向があります。メディアや表現表現の場において個性の強調をもっと出してほしいと思っています。。
（取材/執筆：大石）
長田秀敏の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく！
長田秀敏のSNSも、是非ご覧ください。
instagram:＠kamicolle202＠
twitter: @Y1FygI9BIiv8Bzd
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《 長田秀敏 プロフィール 》 永年、岐阜にてデザイ＆＆イラストを仕事としてつつけています。最近は「カミコレ」サイトにて猫の似顔絵イラストも始めました。
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