ウジイエチヨミ in GIFT2024
会期:2024年1月19日(金)~1月22日(月)
会場 Gallery IYN
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ウジイエチヨミ 経歴
・英国王立美術家協会名誉会員
・IFAプリザーブドフラワーデザイン作品展優秀作品賞
・第12回世界平和芸術家協会展 特選最優秀賞
・第2回ユトリロと現代モンパルナス 芸術賞
・第3回ユトリロと現代モンパルナス 芸術賞
なにか手に技術をつけたいと、ウジイエチヨミがフラワーアレンジメントの世界に飛び込んでから、もう20年以上になる。
もともと草花が好きで、花と向かうことで癒されながらも、生花は容易には彼女の思うままにはならない。技術を習得して磨き上げるには長い年月と根気が必要だった。
入門してから12年ほどで免状を取得したが、稽古を一度中断して、プリザーブドフラワーの勉強をしていた時期もある。
自身の力が及ばず、作っても作っても報われない・・・そんな時も、ウジイエは花から離れようと思ったことはなかった。 花の選択や、配置や配色のバランス、一輪一輪の個性を見抜いて生かす術・・・それらは、何度も何度も失敗を繰り返しながら手に覚えさせるしかない。
難しさに心が折れるよりも、思うままに表現できるようになりたい、夢を追いかけたいという気持ちの方が大きかった。
「花の神様に認めてもらう迄には時間がかかったが、続けてきて本当によかった」と、ウジイエは朗らかに話してくれた。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
ウジイエ:ご覧くださった方の心の中で物語が生まれるような作品を作り出せたらと、制作しています。
ウジイエが自身の教室を持つようになってから9年が経過した2019年のこと。教室のホームページを見た雑誌社から電話がかかってきた。現代女性におすすめしたいお稽古事の特集記事で、是非とも彼女の教室を取り上げたいという。
雑誌で紹介されたことから縁が広がり、展覧会への出展に誘われた際、ウジイエの胸中には是非とも作ってみたい作品があった。
以前、教室の生徒から「置くタイプのフラワーアレンジメントではなく、壁にかけることのデザインを」という要望を受け、額縁の中に花々を入れ込んでみたことがある。
フレームに収まった花たちは只の装飾ではなく、花畑を描画した絵画のようであり、ひとつの空間が枠の中に生まれていた。
教材としてデザインするにあたっては予算的な制約があるが、いつか自分の使いたい花や素材をふんだんに使って、一つの世界観を完成させてみたいと思っていた。
その時が来たのだ。
初出展から今日まで、彼女の生み出す独自のフラワーアートは、国内外で高い評価を得ている。
額に収めることで、鑑賞者は花の背景に、空模様や空気、気温や匂いなどの情景を感じ取ることができる。想像力を掻き立てる余白こそが、ウジイエの作品の最大の特徴であり、他に類を見ない魅力である。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
ウジイエ:ご覧くださった方に、光や風、花の香り、土の匂い、また昔出会った懐かしい人々、出来事など思い起こしていただけたら、とても嬉しいです。
「こんな表現もありなのか」と、驚きと感嘆の声が寄せられるウジイエのフラワーアート。
それは、彼女が長年に渡ってラワーアレンジメントの修練を積んだからこそ、画中の的確な箇所に花が配置され、見る人の目と心を虜にするのである。
確かな技術と自由な発想力。
ウジイエが花と共に歩んできた歳月が、 額縁から飛び出すプリザーブドフラワーの形を借りて、優しく可憐に咲き誇っている。苦しい時、悲しい時、“花”はウジイエの心を支え励ましてくれる、掛け替えのない存在だ。
作品を通し「自分の眠っていた力と巡り会った気がします」と語るウジイエチヨミに、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。
ウジイエ:他者、または他の生き物への思いやり
(取材/執筆:大石)
ウジイエチヨミ の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
GIFT2024を、どうかお見逃しなく!
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「作品をご覧いただき、何か感じていただけたら幸いです。 よろしければ感想などもお聞かせいただけましたら、とても嬉しいです。そして、あなただけの作品もお作りしております。どうぞ宜しくお願い致します。」by ウジイエチヨミ
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