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油揚げ in GIFT2024


会期:2024年1月25日(木)~1月28日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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カートゥーン調イラスト
「 アークレッドペンシル 」

油揚げ 経歴


ギャラリーIYN様関係の展示 21点出展


無償依頼 13点(MV作成、一枚絵)


有償依頼 3点(アイコン作成、一枚絵)



 

※写真は光調整などの加工をしております。

※展示写真は保存・SNSでの使用全て可能です。



















小さな頃から続けて絵を描くのが好きで、高校生の頃に独学でデジタル画技法も習得した 油揚げ。 かつては二次創作の他に少女やファンタジーチックな生き物のイラストレーションなど、現在の作風とはまったく異なるテイストで描いていた。 彼女は社会人になってからも絵を趣味として続けて来たが、生活リズムや価値観、ルールなどが学生時代とは自ずと異なる大人の社会に踏み出して、戸惑うことも多かった。

そんな中で油揚げは自身の存在意義やオリジナリティを自問するようになり、創作イラストにも個性を持ちたいと描き出したのがカートゥーン調の作品だったの。

高校生の頃によく見ていたアニメーションの影響と、もともとアメリカンコミックの映像化作品が好きだったこと、そして日本においてはそうした作風を描く人物がまだまだ少ないと感じ「ここは自分が極めてみよう」と考えて、油揚げ独自の世界は生まれたのである。 その世界を今日まで育てて来れたのは、彼女の絵を好み、その作風を必要としてくれるファン達だ。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


油揚げ:SNSで募集をかけ描き上げた絵を、相手様が凄く喜んでくれた事がきっかけでした。元々の絵柄は人体を描くのですが、カートゥーン調で描くのも好きでしたのでこの絵柄を極めていくのも楽しいかもしれないと今でも模索しながら描いております。それともう一つ理由があり、この世の中は綺麗な絵、神秘的な絵、可愛い絵、恰好良い絵、それぞれのイラストの種類からまた個性が数え切れないほど存在しています。その中で絵だけで食べていけるのはほんのひと握り。とても厳しい世界です。それでも悪あがきするように、その中でも少しでも私の存在を知ってもらいたい、その可能性を少しでも秘めていると思っているのが今の私の絵柄です。元々の夢が絵だけでも食べていけるイラストレーターになる事なので例え希望が無くとも好きな事には諦めは悪いのでこれからも頑張りたいです。


カートゥーン調イラスト
「 ベタ 」

描く際は、常にクライアントや鑑賞者のことを考える。

どうしたら魅力的な絵になるか、試行錯誤を繰り返す。


油揚げ は現在、制作の時間を確保するために昼から出勤する仕事に就き、午前中に絵を描いて、帰宅後もパソコンに向かっているそうだ。

絵と両立のし易さを重視しているとはいえ、仕事終わりには疲れも貯まるだろう。

だが彼女は「見てくれる人がいる以上は、どんなに疲れていても制作に手を抜く事はできない」と語る。


独学であることから基礎力が足りないと感じて落ち込むこともあるが、そんな時に彼女を支えてくれるのもファンの存在だ。「いいね」やコメントで贈られるエールと、イラストの制作依頼・・・


はじめは無償でリクエストを募って依頼してくれたクライアントが、その後「今回は有償でお願いします」と連絡してくれたこともある。


そうした縁を大切にして期待に応えられるよう、彼女は日々画力の向上を目指している。

今後もずっと絵を描き続けていくつもりだが、イラストレーターとして大きく羽ばたきたいという夢を、いつまでも追いかけられとは限らない。

だからこそ、夢の実現とファンへの恩返しのために、僅かな時間も無駄にせず制作に向き合っているのだそうだ。




Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


油揚げ:とにかく楽しんで貰いたい事と、少し意味は違うかもですが隅々まで見て欲しい気持ちです。楽しんで貰いたいのは純粋に明るく、そして私の作品をきっかけに絵を描く楽しさや絵を描く事への挑戦心など与えられる事が出来ればと思います。隅々まで見て貰いたいのは絵は遠くから見る事が殆どだと思いますが、私の作品は細かい所まで影やハイライトを入れているのできっと近くで見てくれた方がまた違った見方が出来ると思います。悪質で無ければ近くでまじまじと見てくださると嬉しいです。


カートゥーン調イラスト
「 ミクロラスボラ ハナビ 」

GIFT展はGallery IYNが、これまでになかった形の新企画として立ち上げた展覧会シリーズである。


作品の展示だけでなく、出展作家作品のグッズ化と、各作家のインタビュー記事によって、より深くアーティストの魅力を伝えんとする本企画の参加に向けて、油揚げ自身も新しい試みとして、キャラクターのデザインを念入りに設定してから描画に臨んでいると話してくれた。

淡水魚をテーマにした鮮やかで華やかな 油揚げ のキャラクター達が、展示壁面に並んだ姿は圧巻だろう。


制作時の基本的なこだわりとして、油揚げは「ただ陰影部を暗く表現するのでは面白くない」と、陰に明るい色彩を多用している。

彼女の作品は、まるで七色の虹の輝きを画面に閉じ込めたようだ。


そんな魅力あふれる個性を発揮している油揚げに、敢えて社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q.現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


油揚げ:正直、自分の事で欠落してる事が多いと感じる事が殆どです。昔から自分の事が嫌いで、今でも好きになれてないです。絵に関しても同じくらい悩みが多く日々頭を抱えております。特に今一番悩んでいるのが、全体的に魅力を感じない事です。私が目指してるのは一度見たら忘れられないような、また見たくなるような、中毒性のあるような、曖昧ですけどそんな絵を目指しているので、どうしたら魅力的に描けるか今でもずっと悩んでいます。でもそうやって模索していくのも楽しいと思っているのでこの気持ちがバネになればいいなと思っています。


(取材/執筆:大石)

 

油揚げ の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

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《 油揚げ プロフィール 》


カトゥーン調のイラストを中心に活動しております。

派手な色使いで魅力させる事をモットーに日々模索中です。












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