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275ART. in GIFT2024


会期:2024年10月31日(木)~11月3日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。


キャラクターイラスト
「GOOD DAY」

275ART. 経歴


・2022年3月 絵を描き始める


・2022年11月 名古屋で初めて展示に参加


・2023年 Gallery IYN「きゃわいい共和国〜光〜」、「夢見る少女vol.2」、「Message展Final」出展


・2024年 Gallery IYN「Cute展」出展






新型コロナウィルスの世界的な流行により、外出規制がかかる中で新しい趣味を持ったという人も多いだろう。

父親が絵画の模写やデッサンをするようになり、その姿がいつしか日常の光景となったことで、「自分もやってみたいな」と275ART.は表現の世界に足を踏み入れた。


父のように、対象物を見つめてそっくりに描くことは不得手だが、SNSで目にするイラスト作品を参考にしつつ、彼女は自由気ままに紙の上にペンを走らせて描画を楽しんだ。

参考とするものの殆どがデジタルイラストであったため、自ずとデジタル手法に着手。

何かを意識していた訳ではないが、実にユニークなキャラクター達が自然と画面の中に登場するようになった。

誇張された独特の目と、簡略化されたプロポーションがなんとも印象的だが、描く度にそのバランスは微妙に異なり、「完全に同じキャラクター」を2度描くことは出来ないと275ART.は語る。同じものは描けないが、それは描く度に新しいものが誕生するということ。

自分の絵を「上手い」とは思わないが、制作をすればいつも新鮮な楽しみがあり、描画に没入することで彼女は充足したひと時を過ごすことが出来ている。




Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。


275ART.:創作活動を始めたきっかけは、絵を描いてみたいと思ったのですが子供の頃はあまり上手くなくて真似して書くことが苦手ということもあり、なんとなくオリジナルキャラクターを描き始めました。特に上手いわけではないのですが、絵を描き始めると夢中になっていて気がついたら現在の雰囲気のキャラクターになっていました。無表情ですが心は無邪気というのをテーマで今は描いています。


男の子のイラスト
「STAY YOUNG」

一般的なイラストレーション作品と比較すると、275ART.の描くキャラクターの表情は読み取りにくく、彼等が何を考えているのかは皆目わからない。

だが、顔に表れていないからといって、感情がないと考えるのは早計だ。

むしろ、そのキャラクターにしか知り得ない独創的な世界が、彼等だけの小宇宙が隠されているのではないだろうか。

鑑賞者から「かわいいね」と評されることもあり「表情以外でも可愛さやあどけなさを演出できる」と感じてからは、キャラクターの仕草に特に気を配るようになったそう。


「ひょっとすると、キャラクター達は作者である私に似て、とても人見知りなのかもしれません」 

感情の表現方法をまだ知らぬ、純真で感性豊かな子供たちに親近感を覚えると共に、鑑賞者もまた親しみを持って彼等を慈しんでくれたなら・・・そう275ART.は願っている。



Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。


275ART.:とにかく可愛いと思ってくれたら嬉しいです。また、色々な特徴を持ったキャラクターを楽しんでもらえたらいいなと思います。


夏のイラスト
「HOT SUMMER」

嘗ては絵に苦手意識があったが、今ではこんなにも楽しむことができ、また好きになることができた。

この体験は 275ART. に大きな自信を与え、少しでも興味のあることには積極的に挑戦をするようになり、以前よりも行動力が増したという。

自分が絵を描くようになること、ましてや作品を発表し、人から感想を貰ったり、展示の誘いを受けるようになるとは夢にも思っていなかった。

人生には、ふいに思いがけない出来事が起きたり、意外な展開がある・・・それを彼女は、創作を通して実感した。

今後はキャラクターのグッズ展開を検討しており、展示会場での販売だけでなくオンライン販売も視野に入れているそうだ。


時には、創作について考えすぎて筆が進まなくなってしまうこともあるが、そうした折は無理をせず、一旦作業の手を止めてみる。

せっかく描くことを「楽しい」と思えるようになったので、それが苦痛になってしまわぬよう心掛けているという。


彼女に敢えて、社会や自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。




Q現代社会に欠落していると感じる事や、自分自身の体験等から欠落していると感じる事を聞かせて下さい。


275ART.:多様性が段々広がっている現代社会で、他人に対してもっとこうしたらいいのにと思ってしまったり、周りに変に思われるかもと思ってしまうことが多くあり自主性が欠けていたなと感じました。描いているキャラクターは顔のパーツが目と口しかなくてどちらかというと人間ぽくないですが、そこが可愛さなのかなと思ったり、また目と口しかないのに描くたびにそれぞれのキャラクターに雰囲気があり、人間なら鼻や耳がないとダメとかそういう固定概念を度外視した時にとても楽しくなりました。なのでもっと自分らしさを大切にしようと思えるようになりました。


(取材/執筆:大石)

 

275ART.の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

GIFT2024を、どうかお見逃しなく!


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