田口綾子 in GIFT2023
会期:2023年12月22日(金)~12月27日(水)
会場:Gallery IYN
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田口綾子 経歴
・2016年 池袋アートギャザリングPLAY×ART
『田口綾子 油絵展 flowers』
(東武百貨店 池袋店 6F 1番地 絵画サロン/東京)
・2021年 田口綾子 油絵展 flowers
(さいたま市役所さいたま市民ギャラリー/埼玉)
・2021年 TOKYO INTERNATIONAL ART FAIR 2021展
(ベルサール六本木/東京)
・2022年 私の世界展vol.4
(神戸阪急 本館5F イベントスペース/兵庫)
・2023年 CROSS OVER Vol.43 Part.1 (JCCAC/香港)

田口綾子と油絵具の出会いは高校の美術の授業だった。
小中学まで使ってきた水彩絵の具とは異なる、ねっとりと重厚で、光沢を帯びた色味、揮発油や乾性油など独特の溶剤・・・すべてがとても面白く、田口はすぐに油彩の虜になったという。
その後、短大で美術を学ぶが、いわゆる"受験絵画”から在学中に抜け出すことができきず、画風の模索は卒業後も続いた。
様々な公募展に出展したり、カルチャーセンターで学びを深めようとするが、やや物足りなさを感じていた折に、京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)の通信教育部の募集が目に留まり、入学。
社会人生活と学習の両立はとても厳しく、長く体調を崩してしまったこともある。
しかし、その強い意志と探求心によって、田口綾子独自の世界感・・・力強く艶やかに植物を描き出す芸術が生み出されたのである。
Q. 創作コンセプトや創作活動を始めたきっかけや経緯を教えてください。
田口:絵を描くことが好きだったことと絵を描くことが唯一の自己表現方法であることから、創作活動を続けています。
時代の流れの中で人物や事象(価値観など)の様々な移り変わりの中で生きる私たちをテーマに、植物が放つエネルギーを色鮮やかに表現しています。

モチーフにする植物を、田口は可能な限り自分の手で育てている。
植物を傍らに置き、表面的な固有色だけでなく、内部から発している色彩を感じ取って、画布の上に再現する。
それは植物のエネルギーの色であり、魂の色でもあるのだ。
また彼女の作品画中において、輪郭線はピンクと水色で描き込まれており、人間の命を支える血管や神経を表しているという。
それは、ただ「植物」の姿形を写し取った絵ではない。
草花や果実、樹木を通して、田口は「生命」の本質を捉えようとしているのである。
ゆえに彼女の作風は具象表現に留まらず、抽象やインスタレーションと、多様な発展を見せている。
Q.あなたの作品で、鑑賞者にどんな気持ちをGIFTしたいですか。また展示に向けての意気込みも教えてください。
田口:描く対象となるものが放つエネルギーが入った私の作品で、見る人達の生活に彩りを添えることが出来ればよいと思います。

植物の一生は種から始まり、大地のパワーをその身に吸収して発芽する。 そして光を求めて、天を目指し成長を続ける。 実に前向きな姿勢であり、それは混沌とした社会を生きる現代人の指針ともなる生き方であると、田口は考えている。 また、愛らしくたおやかな植物たちは、そこにあるだけで私たちの目と心を和ませてくれる。 鑑賞者に癒しを与え、同時に励まし、鼓舞するような作品たちが、展示ブースいっぱいに並ぶ様は圧巻だろう。『GIFT2023』の開催が非常に楽しみである。 作品制作中は次から次へと、新しい創作のアイディアが湧いてくるという田口綾子。
感受性と想像力豊かな彼女に、敢えて自分には足りないと感じているものについて聞いてみた。
Q.自分自身に欠落していると思う事はありますか。また欠落していると感じる事が、制作にどんな影響を与えていますか。
田口:欠落していると思う事は色々な表現方法をしてしまうことです。例えば具象画と抽象画を同時進行で描くことです。
(取材/執筆:大石)
田口綾子の作品を心ゆくまで堪能できる6日間
GIFT2023を、どうかお見逃しなく!
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instagram:@ayakotaguchi_art
twitter:@ayako_t_art
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