- yuko Oishi
 - 8月13日
 - 読了時間: 4分
 
更新日:9月14日
深月るい in ART INPUT 2025
会期:2025年9月11日(木)~9月21日(日)
※15(月)、16(火)、17(水)は中休みです。
会場:Gallery IYN
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昨年の晩秋に「ART INPUT 2024」に参加して以降、体調が芳しくなかったことから展示活動を控えていたという 深月るい だが、その間も彼女は可能な範囲で、こつこつと制作に挑み続けていた。
作品は、作者の心を映し出す鏡であると言っても良い。
仕上がった作品を並べてみると、体調に引きずられるように気持ちも塞ぐことも多かった為か、悩みや迷い、不安を吐露したものが多いようだ。
そうして己の心の深淵を覗き込んでいくと、物思いはいつしか過ぎ去った日々の追憶へと変わっていく。
そこで彼女は、「ART INPUT」に向けては全体的にノスタルジックな雰囲気の漂う作品たちを描いてみたいと考えているとのこと。
作品披露に先駆けて、創作活動における思い出について振り返ってもらった。
Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。
また、何故その作品をお選びになりましたか。
深月るい:やはり友人や知人からの反響が大きかった「天国」ですかね。

「天国」は、深月が知人にプレゼントするためのカレンダーの図案としてデザインしたもので、描かれたイメージは知人の人柄そのものであるという。
明るくて前向きで芯が強く、周囲の人間を引っ張ってくれるリーダー気質。
傍にいると、輝く未来の景色を一緒に見せて貰えるようで、画中の鳥たちのように、幻想的で美しい空を羽ばたけるような感覚にさせてくれる其の人への敬愛と感謝の思いを込めて、本作は描かれた。
知人が喜んでくれたことは勿論だが、イラスト作品として「天国」を買い求めてくれる人があった事もまた、嬉しい思い出であるという。
Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。
深月るい:漫画「switch」やイラストレーターの黒星紅白さんの絵は当時自分の作風にかなり影響を受けました。

学生時代、naked ape作「switch」では登場人物たち抱えている生生しいまでの心の闇に心を打たれ、それから黒星紅白の手がけるゲームのパッケージジャケットの、画面いっぱいに何十人も描き込まれたキャラクターたちの迫力に深月は魅了された。
その頃に、主に使用していた画材はコピックと色鉛筆。
社会に出てからは専らデジタル技法に取り組んでいたが、彼女は今、改めてアナログ作品に立ち返ってみたいとも考えている。
デジタル画を経験したからこそ、実体のある作品の魅力、紙に絵の具が乗った際の風合い、趣が懐かしく感じられるそうで、今後はアクリル絵の具を中心に、アナログ画作品も徐々に増やしていきたいとのこと。
また、支持体はまだ紙しか使ったことがないので、いずれはキャンバスにも挑戦してみたいとも話してくれた。
取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。
Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。
深月るい:どんなに絶望しても描きたい気持ちだけは捨てなかった(捨てられなかった)ので、その気持ちだけで乗り越えられました。
(取材/執筆:大石)
深月るいの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
ART INPUT2025を、どうかお見逃しなく!
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X:@ts_hana
Instagram:@rui0_45
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