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iart.itsumi in ART INPUT 2025


会期:2025年9月18日(木)~9月21日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


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星と天使
「 星の天使 」

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昨年の冬に開催された「個性について考える2024」では、クリームタイプのアイカラーを用いた着彩に取り組むなど、iart.itsumiは、これまでにない高発色かつコントラストの強い作品表現にも挑戦してみせた。 

そうした冒険的な試みも楽しみつつ、近頃は改めて“自分らしさ”に向き合っているという。


シンプルな鉛筆の線と淡いネイルカラーが織り成す、余白の美。

描かれていない部分にこそ、沢山の思いや物語が凝縮されているかのようでもあり、また画用紙の外にまでも作中世界が広がり、溶け込んでいるかのよう・・・

そんなiart.itsumiらしさを更に掘り下げ、情感と魅力を増した作品たちが、来たる「ART INPUT2025」で披露される予定だ。




Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。

また、何故その作品をお選びになりましたか。


iart.itsumi:『赤い花』です。

"赤"は、私の一つのテーマです。

数年前、赤い花を見ながら、手が動くままに鉛筆を走らせ現れてくれた赤い花の少女。我ながらこの少女が大好きです。『iart 小さなイラスト集』の表紙にもなっています。


赤い花と人物
「 赤い花 」

友人がふとLINEで「こんな綺麗な花が咲いていたよ」と送ってくれた写真を目にし、突然創作意欲が駆り立てられて描かれたのが「赤い花」。

作品の構想を念入りに練って着手した作品は、実は出来栄えに満足できないことが殆どで、衝動的に手が動くに任せて描いた作品の方が上手くいくのだとか。

そのタイミングを自分で呼び込むことが出来ないので、描きたい時に良い絵が描けないことが悩み所だが、待ちに待った好機がやってきた折の筆運びの滑らかなことの心地よさ、自分の思考を超越した作品紙の上に浮かび上がる楽しさは格別であるそうだ。


『iart 小さなイラスト集』は、参加するイベントが画集の設置が必須であった為、大急ぎで作成した。

丁度、その頃に描き終えた「赤い花」が表紙を飾り、選んだ作品たちに言葉を添えて絵本仕立てにしてみたが、もし機会があれば、次回は作品収録数をもっと増やして、見応えのあるものを作ってみたいとiart.itsumiは話してくれた。

『iart 小さなイラスト集』が刊行されてから約3年。

山あり、谷ありの毎日の中で少しずつ、思い思いの作品が描き貯められてきた。次なる画集が作られるのは未だ未だ先かもしれないが、彼女の歩んできた足跡に等しい作品群を、是非とも展示会場でご堪能頂きたい。




Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。


iart.itsumi:幼い頃に見た絵本。その後見たテレビアニメ。特に松本零士先生の『銀河鉄道999』にはイメージや画風の面で大きく影響を受けていると思います。創作の方向性を決定づけたのは4年ほど前、家族の病気にともない、自分自身のことも見つめ直た時です。


笑顔
「 smile 」

余白の奥に広がる無限の空間・・・それは、広大な星の大海原を連想させる。

もともと生まれ育った環境から、ビル群などに遮られることない広々とした景色を愛していたiart.itsumiだが、「銀河鉄道999」をはじめ、松本零士の描き出す宇宙の浪漫への憧憬も加わって、彼女ならではの美意識は確立されていったのかもしれない。


また、「銀河鉄道999」のヒロイン・メーテルに代表されるような、松本流の女性像にも強く憧れたそうで、流れる水のように美しい髪や体つきの曲線美や、幻影のように儚げな面差しを、よく真似て描いていたという。


それから、宇宙の何処かには自分の知らない星々で暮らす人々がいるのだと夢見たことも、彼女が後に目には見えない神様や天使の存在を感じ、それを絵にするようになる道筋の起点であったと言えるだろうか。


取材の最後に、iart.itsumiに次のような質問を投げかけてみた。




Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。


iart.itsumi:今まで生きて来た中で苦しい状況の時、辛い時、振り返ると、まずは落ち込むだけ落ち込んでいました。その感情を味わい尽くしたら、少しずつでも、自分のために自分ができること、自分を満たすことをしてきたような。そうこうしてるうちに自然に心も行動も整ってきた気がします。乗り越えたと言うか、自然に過ぎていったという感じです。


(取材/執筆:大石)

iart.itsumiの作品を心ゆくまで堪能できる4日間

ART INPUT2025を、どうかお見逃しなく!


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