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2023年12月以降、四つの企画が仲間入りします。


新しいGallery IYNでは、皆さんと一緒に考えていきたいことがあります。

それは…



1904~05年、独の社会学者、マックス・ヴェーバーはこう予言しました。



簡単に説明すると、資本主義社会の中では合理化が最優先。

その中で人と人との繋がりは希薄になる。

だから誰かの気持ちを思いやるような、人の感情は欠落していきます。


「鉄の檻」とは合理化が社会に隈なく広がった状態で、正にそれは檻の如く私達を閉じ込めてしまいます。



檻の中で生きる私達は、損か得かを考えるばかりで、心の中は空っぽの機械化された事しか出来ない存在になってしまうという事。

コスパ、タイパ、仕組み化、合理化、ヴェーバーの予言は的中したと言わざるを得ません。


ただ、社会学者であり、経済学者、政治学者、歴史家、思想家、政治評論家としても知られるそんな知の巨人でも、SNSとAIの登場がもたらす、合理化の極限状態を予言する事は出来ませんでした。


感情の欠落がもたらす現象は、ニュースの中で毎日のように耳にします。

SNSでの誹謗中傷が、誰かの自死を招き、児童相談所は、保護するか否かの判断をAIで決定する始末。

結果その子供は亡くなってしまいました。

感情の欠落が当たり前となった、感情欠落社会で息をする我々の多くは、この異常性を理解する事が出来ません。


そして彼らの生み出す世界に、忘れてしまった感情を見つけて、人は熱狂するのではないでしょうか。

「鬼滅の刃」の大ヒットは、その最たる例だと思うのです。



さて今回、4つの企画についてですが、

GIFT 展では自分自身の欠落について

個性について考える展では、生まれと自分について

ART INPUT 展では、辛かった経験について、

それぞれ、アーティスト達に、意見や体験を取材して、記事にしました。

情緒展では、欠落した感情そのものが、製作のテーマになっています。


私もGallery IYNを、会社として存続させる為に、鉄の檻の中で存在する一人です。貴方はどうでしょうか。アーティスト達だって、きっと、様々な感情と引き換えに、必死に毎日を生きている事でしょう。

豊かな感情を持つ人にとって、生きづらい社会。

だからこそ、奥底にまで圧縮された感情は、蒸気機関が如く、音楽や文学、とりわけ絵の中で我々の心を突き動かすエネルギーに変換されるに違いありません。



4つの企画ページ近日リリース!





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