第一回講座を終えて
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こんにちは。IYNアートコミュニティ&サロン アート案内人の松澤です。

「知っておもろい、見て楽しい!あゝ麗しの西洋絵画」の記念すべき第1回を、なんとか無事に終えることができました・・・緊張しました!(笑)


今回のセミナーは「すべてはここから始まった!~アート黄金時代 ルネサンスってどんな時代?~」という副題をつけておりまして、15世期末〜16世紀初頭の盛期ルネサンス絵画をご紹介し、時代背景や、画家の人生についてお話をさせて頂きました。

500年ほど前のイタリアで花開いたルネサンス文化は、キリスト教が浸透した社会において、キリスト教が広まる前のギリシア・ローマ文化(人間の本能を肯定し、大らかで快楽主義的な価値観)を再評価する事で生まれました。

それはアートの発展だけでなく、自然科学や思想哲学的な進歩にもつながったようです。

自分たちの生きる社会とは別の価値観・思想・文化を受け入れて成長を遂げる・・・とても素晴らしいことですよね。

これは、アート活動に限定せず、私たちの生活に生かせるものだと感じます。

多様化する現代人の生き方は、人の数だけ誤解やすれ違いを生みますが、他人という異文化を刺激にしてスキルアップを繰り返す、そんなしなやか生き方ができれば素敵ですよね。



今回のルネサンス編で紹介した絵画を一部紹介いたします。


レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナリザ」

サンドロ・ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」



フィリッポ・リッピ「聖母子と二天使」



ミケランジェロ「天地創造」


単純に視覚的な面白さを楽しむアート鑑賞も勿論アリ。

けれど、特に古いアートに触れる際は、時代の流れの中で人々はどんなアートを求め、生み出し、受容したのかを知ることで、人生のヒントや幸福追求のコツまで見いだせるような気がして、「知らないと勿体ない!もっともっと色んな事を知りたい!」と、知的好奇心がどこ迄でも駆けていきそうです。


「すべてはここから始まった!~アート黄金時代 ルネサンスってどんな時代?~」は、6月8日(水)、12(日)にも行います。

オンライン対応もしておりますので、ご興味をお持ちいただけましたらお気軽にご参加くださいませ。

初回を終えて、「もっとこうした方が伝わりやすいかな?」「こうすればより面白いかな?」と改善点をたくさん見つけましたので、よりグレードアップして再度このセミナーに臨みたいと思っております。


また、17(金)、20(月)、24(金)は「光と影のバロック絵画~ダイナミックボディに萌え系聖母☆歪んだ真珠で何が悪い?!~」と題しまして、16世紀末~17世紀末にかけての絵画から、画家たちは苦しみや悩みをどのようにアート作品に昇華させてきたのかを探りたいと思います。


この講座で紹介する絵画も一部紹介いたします。


カラヴァッジオ「ゴリアテの首を持つダヴィデ」



ベラスケス「セバスティアン・デ・モーラの肖像」



ムリーリョ「無原罪の御宿り」



ルーベンス「三美神」

楽しい講座を予定しておりますので、こちらもどうぞ宜しくお願いします!


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