こんにちは! IYNアートコミュニティサロン、アート案内人の松澤です。
7/21(木)から、ギャラリーIYNでは「天使と悪魔~悪魔の誘惑~」という展覧会が開催されます。
悪魔をテーマにした、少し怖い・・・または耽美的な、怪しく美しい悪魔たちが勢ぞろいします!
👿さて、私が悪魔と聞いて思い浮かぶのはゲーテの戯曲「ファウスト」に登場する悪魔メフィストフィレス。
研究に生涯を支えてきたファウスト博士は、メフィストフィレスの誘惑されて彼と契約を結び、ありとあらゆる快楽を手に入れるのです。
左の画像は、フランスのロマン派の巨匠ドラクロワが描いたメフィストフィレス。
ちなみに、ドラクロワの父親で、フランス帝政期の政治家タレーランが残した格言に「それは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い。」というものがあります。
これは何を指した言葉だと思いますか?
実はこれ、コーヒーを賛美しているんです☕
ギャラリーIYN周辺には、おしゃれで美味しい喫茶店がたくさん!
「天使と悪魔~悪魔の誘惑~」を鑑賞した後は、中崎町で珈琲タイムを楽しんでくださいね🍰
会期は2022/7/21(木)から7/31(日)。
11:00-18:00 最終日のみ16:00です。
また、7/22(木)から「青と藍の境界線2022」が始まります。
🎐青を基調にした作品が一堂に会する本展示は、夏の暑さにくたびれた心身をリフレッシュしてくれること間違いなし!!
青色・・・中でも藍色というのは歴史のある染料で、人類最古の染料という説もあるそうです。
古くから愛されてきた藍染は、江戸時代には庶民にも親しまれました。
明治期に来日したイギリスの学者R・W・アトキンソンは人々の纏う藍染の衣を見て、藍色を「ジャパン・ブルー」と称したそうです。
藍染の衣には防虫効果もあり、野良仕事をする際に適していたと聞いたことがあります。
🌻美しくて、虫からも身を守ってくれる色……蚊が多い夏の時期こそ着用したいですね!
会期は2022/7/22(金)から8/1(月)まで。
11時から18時営業ですが、最終日のみ16時迄となっておりますので、ご注意ください。
ところで、青を基調とした絵画で、私の好きな作品は日本画の大家・東山魁夷先生の「青の風景」です。澄み切った空気感が伝わってきて、心が落ち着きます。
さぁ、期間中ギャラリーIYNではどんな青の風景があなたの視界に広がるでしょう❓
ぜひ、会場へ遊びにいらしてくださいね🍧