いよいよMESSAGE展がはじまった。
私がこの会社に入る前からMESSAGE展の企画はすでに始まっており、それがついに始まったのかという感じ。
始まると予想以上の反響があり、本当に多くのお客さんに見ていただいてるなという印象がある。特に今回「MESSAGE POST」という作品への感想などを入れていただくポストを設置しているのだが、本当に多くのメッセージを入れていただいている。
一言書かれているものもあればびっしり書かれているものもあって、本当にどれも素敵なメッセージばかりだ。
私はYoutubeを見る時、同時にコメント欄もみることがある。
そこには賛否両論たくさんのコメントがあるが、私の見ている動画では「編集がすごい!」とか「企画力が天才だ!」とか、「賛」のコメントがとても多く見受けられる。
そのようなコメントを見た時に思うのは、「動画を見た感想を、わざわざ文章を考えて、打ち込んでコメントに残すってとてつもない労力じゃないか?」ということだ。
コメントを残さずともそのクリエイターの動画は続いていくだろうし、そのコメントが本当に届いているのかどうかすらわからない。ましてやコメントを書くことで何か対価を得られるのかと言われると、お金がもらえるわけでもアマギフがもらえるわけでもない。
それなのに、「続きを読む」を押すと2スクロール分くらいあるんじゃないか?というくらい長いコメントがあったりする。
私が創作をして、合わせて発信もするようになっておよそ2年ほどが経とうとしている。もちろんその前から創作はしていたが、より本格的に始めたのは2年前。
それまでは何かを書いてもかなり狭いコミュニティの中でしか見せなかったり、発信自体しないことも多かった。
また、作品の見方もただただ作品を見て、自分の中で感想を留め、自分の創作に生かすといったようなものだった。
しかし発信をするようになると、「とにかく反応が欲しい」と思うようになった。インスタグラムにあげた瞬間にくる「いいね」が本当に嬉しく、何度も何度も更新をする。コメントやDMで感想をもらうと、片思いしている相手からLINEで返信が返ってきたときくらい嬉しかったりする。
「からかい上手の高木さん」で、西方から粋なメッセージをもらって、枕に顔を埋めて足をバタバタさせちゃう高木さんくらい可愛く嬉しがっちゃったりする。
(なにそれ?って方は、「高木さん 足バタバタ」で検索してみてください)
このように自分が何か反応をもらうと、嬉しくて、しかもそれが創作活動の原動力に直結していることを知った。
だからこそYoutubeのコメントもそうだが、ギャラリー内の感想ノートに書かれている感想や今回の「MESSAGE POST」は優しさが詰まっているなと感じた。
創作を続けるというのは楽しいだけじゃなく苦しいこともあると思うが、作家の皆さんがこれからも楽しく創作活動を続けていけるような企画を考えていきたいなと思う。